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為替相場(ドル円)~先週(8~12日)の総括と今週の展望~

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2週続けてドル高が大きく進行しましたね(*゚ー゚*)(*。_。*)(*゚-゚*)(*。_。*)ウンウン 先週105円台に乗せたと思ったら、あっという間に107円台に突入しています。

急ピッチな上昇感は否めませんが、とにかく消去法的なドル買いが相変わらず続いています。日本円は言うに及ばず、ユーロは金融緩和拡大から売りに傾き、ポンドもスコットランドの独立問題が片付くまでは売らざるを得ず・・・。そうなると主要通貨で買えるのはドル一択となるわけです。

そして、今週はなんといってもFOMCが注目されます。量的緩和(QE)の終了が10月に迫る中、今週のFOMCではサンフランシスコ連銀の指摘どおり、金利に関するフォワードガイダンス(政策指針)の変更など、タカ派的な内容となるかどうかがポイントとなるでしょう。

また、スコットランド独立の是非を問う住民投票も18日に行われ、日本時間19日の午後には結果が判明するとのことですから、その結果にも注目しておきましょう。否決されるようであれば、ややこれまでの動きに巻き戻しが入ることになると思われます(*´ω`*)

先週(9月8日~9月12日)のドル・円相場まとめ
9月8日~9月12日の週。ドル円相場は1ドル=104.99~107.39円
先週の総括:ドル高は継続!SF連銀レポートも後押しに。
8日(月)の東京市場は、1ドル=104.90~105.20円台での値動きだった。序盤に発表された(日)Q2GDP(確報値)が予想以上に下方修正されたことで円売りに勢いがついたが、その後は一旦利益確定の売りが出て105円台をわずかに割り込む場面もあった。週明けは概ね様子見モードでのスタート。
 海外市場は、1ドル=105.00~106.00円台と1円以上の上昇を見せた。欧州市場では、底堅く推移した。週末の世論調査でスコットランド独立派が優勢だったことから、ポンド売り・ドル買いの流れを受けて、ドル・円相場も消去法的なドル買いから小じっかり。
NY市場では、序盤から小高く推移した。そして、サンフランシスコ連銀が、市場はFOMC参加者以上に緩和政策が継続することをを見込んでおり、利上げについて過小評価しているといった内容のレポートを発表すると、一気にドル買いが加速してストップロスを巻き込みながら106円台に突入した。

9日(火)の東京市場は、1ドル=105.90~106.30円台での上下だった。前日の流れを引き継ぎ概ね堅調推移となったが、反落して安値をつける場面もあった。ただ、時間外の米長期金利(10年債利回り)上昇に伴うドル買いも入り、反発して高値をつけながら大きな上下を繰り返すやや荒い展開。
 海外市場は、1ドル=106.00~106.40円台で引き続き大きめの上下を繰り返した。欧州市場では、流石に過熱感もあったのか序盤から調整的な動きが出始め押し下げられる展開だった。
NY市場では、高値更新したものの買いは続かず、材料不足が影響した模様。アップルの新製品発表で一連の報道が終わると同時に材料出尽くしからかアップル株が売られて下落すると、NYダウ全体が下落に転じたためドル・円が急落する場面もあった。ただ、それでも底堅い展開は維持して持ち直して取引を終えた。

10日(水)の東京市場は、1ドル=106.00~106.60円台で堅調な値動きとなった。序盤こそ小緩んで低調な値動きを見せたが、その後は買戻しが進んで上昇再開。しっかりとした動きのまま大きく上値を伸ばした。
 海外市場は、1ドル=106.50~106.80円台で小じっかりとした相場だった。欧州市場では、スコットランド独立運動から対ポンドでもドルが買われるなど消去法的ドル買いは続いた。利食いの動きも散見されてやや押し戻される場面もあったが、概ね高値圏でモミ合いながらNY市場へ。
NY市場でも相変わらずドル買いは続き、材料不足ながらも米長期金利(10年債利回り)の上昇を見ながらジリジリと上値を伸ばした。一旦下落したNYダウの反発もサポートとなり、強めの動きが続き107円台をうかがう動きが見られた。

11日(木)の東京市場は、1ドル=106.60~107.00円台で6年ぶりに107円台に突入。序盤は利益確定の売りによって小緩んだ。ただその後、黒田総裁の「物価目標の達成が困難なら躊躇なく追加緩和を行う」といった発言から追加緩和期待が高まったのか、株価の上昇とともに上値を伸ばして107円台にタッチ。欧州市場前には一旦反落するも、全体的に堅調な値動きが続いた。
 海外市場は、1ドル=106.60~107.10円台で大きく上下した。欧州市場では、東京市場の流れを引き継ぐ形で小じっかりとしており、107円台を回復しジリジリと上昇。特に買い材料はなかったものの、引き続き思惑的なドル買いが続いている状況。
NY市場では、(米)新規失業保険申請件数の結果を受けて乱高下した。やや弱めの内容に急落して安値をつけたが、黒田日銀総裁がテレビ東京の深夜の番組に生出演し「円安はマイナスではない」などと発言したことがドル買いを誘って反発した模様。その後再び急落し安値圏まで値を下げるなど荒い展開。ただ、最終的には107円台を回復するなど、しっかりした動きは続いた。

12日(金)の東京市場は、1ドル=107.00~107.30円台で一段高となった。序盤こそ小動きが続いたが、前日の黒田総裁の発言や、塩崎厚労相が近く開催される見込みの社会保障審議会の年金部会に関し「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も議論の対象になる」と発言したことが影響して上昇を始めた。ただ、終盤には利食いの動きも強まりやや下押された。
 海外市場は、1ドル=107.00~107.30円台のレンジ内で上下した。欧州市場では、週末ということもあってかやや手控えムードで高値圏での上下が続いた。
NY市場では、週末特有の手仕舞いの動きもあり、レンジ内でやや大きめな動きが続いた。ユーロやポンドの売りも一服しており、翌週へ向けて調整的な相場となっていた。

今週(9月15日~19日)の展望と経済指標まとめ 先週はなんとも押し目買い意欲が強めで、本当にあれよあれよという間に106円台を抜けて、107円台へと上値を伸ばしました(∀`*ゞ)

急ピッチで上昇が進んだため、どこかで調整を挟むのではといった思惑とは裏腹に弱まる動きを見せていないので、市場全体が急かされているといった印象もありました。

そして、流石に今週は・・・といったところですが、果たしてどうなるでしょうか。イベントなどを確認しつつ、考えていきましょう。

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-09-15-1

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