本日の市況

ヒロろんさん
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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  15534.82(+ 13.60)△0.09%
◎TOPIX  1285.92(+  0.91)△0.07%

◎売買高概算  20億5155万株
◎売買代金概算  1兆6235億円
◎時価総額  458兆5158億円

◎値上り銘柄数 946  ◎(年初来)新高値 108
◎値下り銘柄数 697  ◎(年初来)新安値   5
◎変わらず   170

◎騰落レシオ(25日)106.97%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.93%   75日線比+2.68%

◎為替  (対ドル) 103.92  (対ユーロ)136.94

◎出来高上位

1.熊谷組  <1861>  357円(+  19円)123,154千株
2.みずほ  <8411> 197.5円(- 0.4円) 85,153千株
3.鉄建   <1815>  501円(±   0円) 62,415千株
4.ユニチカ <3103>   46円(±   0円) 52,223千株
5.三住建  <1821>  125円(+   2円) 49,181千株

◎売買代金上位                           (円)

1.熊谷組  <1861>  357円(+  19円) 43,695百万
2.ソフトBK<9984> 7317円(+  56円) 34,693百万
3.鉄建   <1815>  501円(±   0円) 31,476百万
4.日経レバE<1570>10500円(+  30円) 31,327百万
5.トヨタ自 <7203> 5979円(-  11円) 28,647百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1180万株 買い930万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比13円(0.09%)高の1万5534円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが29ドル高、ナスダックが昨年来高値更新、S&P500種が初めて2000ポイント台に乗せて史上最高値を更新したこと、加えて円相場が1ドル=104円台前半の円安に振れたことを好感して朝方から建設株中心に幅広い銘柄に買いが先行。ただ、買い一巡後はチャート上で3空を形成するなどこのところの連日の上昇で警戒感が意識され、引けにかけては上げ幅を縮めています。売買代金は概算1兆6235億円、上海総合指数は2ポイントの小幅高で2209です。

 業種別では、医薬品、海運、建設、鉄鋼、非鉄などが高く、小売、陸運、不動産、食品などが下げています。

 個別銘柄では、殺虫剤関連が上昇。フマキラーが25円高の327円と8%超、SDSバイオが41円高の881円となっています。厚生労働省が、埼玉県内に住む10代の女性が東南アジアなどで流行しているデング熱に感染したと発表。デング熱はヒトスジシマカなどといった蚊がウイルスを媒介して人に感染し、デング熱の発生が増えた場合に殺虫剤の需要が拡大するとの思惑買いが入っています。国内でのデング熱感染は1945年以来、約70年ぶりです。

 建設・土木関連が軒並み年初来高値を更新。トンネル・ダムなど大型土木に定評の安藤ハザマが22円高の774円、電気通信工事最大手のコムシスが22円高の2019円、鹿島が11円高の537円、トンネルなど土木得意の西松建が4円高の565円、大型土木に強い大豊建が5円高の543円、トンネル施工技術に定評の奥村組が15円高の625円、イチケンが46円高の421円。

 他にも、大型土木に強い熊谷組が19円高の357円、長野地盤の北野建が20円高の359円、海上土木大手の東洋建が16円高の521円、JX系舗装大手のNIPPOが77円高の2051円、太平洋セメが11円高の431円、日本コンクリートが30円高の679円、日本鋳鉄管が3円高の296円と軒並み年初来高値を更新です。

 安倍首相が9月第1週にも「内閣改造」踏み切る意向を示しており、リニア中央新幹線、品川再開発、国土強靭化、東京オリンピックなど話題性豊富なインフラ整備関連として政策期待の高まりから物色の矛先が継続しています。

 その他、世界最薄級の導光板を成形できる射出成形機を開発したと発表し、10月には金属3Dプリンターを発売するソディックがストップ高で300円高の1694円。ロシアが制裁発動国からのチーズの輸入を禁止しており、欧州産チーズ価格の下落による調達コスト減少期待から六甲バターが5日連続高で9円高の933円。

 ロボットの力を引き出す部品の減速機の生産能力増強報道でハーモニックが465円高の4755円、生体情報モニター国内トップシェアを有する日本光電が80円高の5680円と上場来の高値を更新しています。

 本日の新高値銘柄は、安藤ハザマ、コムシスHD、鹿島、西松建、大豊建、奥村組、イチケン、熊谷組、北野建、東洋建、大東建託、NIPPO、太平洋セメ、日本コンクリート、日本鋳鉄管、イーグル工業、パイオニア、ソディック、日本光電、日本空港ビル・・・等々です。


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【2】主な材料                          **
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・三井住友信託、横浜銀と業務提携検討 共同で運用会社

・15年度予算概算要求、復興庁は15%増の2.6兆円

・長期金利、一時0.490% 1年4カ月ぶりの低水準

・ガソリン給油所価格、6週連続で値下がり 25日時点

・デング熱、埼玉県内の10代女性が感染 国内で戦後初

・ミクシィ「モンスト」利用者10カ月半で1200万人

・アップル、12.9型の「iPad」を計画か 米報道

・ロシアとウクライナ、東部停戦へ協議再開で両首脳合意




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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A(3046)ジェイアイエヌ       4,000円

[クレディS証券]
 引上げ B→A(4751)サイバー      3,900→ 4,300円
 引上げ C→B(2121)ミクシィ      2,200→ 6,000円
 引下げ A→B(2432)DeNA      2,300→ 1,300円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   B(9022)JR東海         13,600円

[野村証券]
 据置き   A(3834)朝日ネット      540→ 610円
 引上げ B→A(4578)大塚HD      3,200→ 4,000円
 引下げ A→B(8028)ファミリーマート  5,250→ 4,800円

[三菱UFJMS証券]
 新 規   A(6849)日本光電          7,090円
 引上げ B→A(6890)フェローテック    530→ 980円
 据置き   A(9663)ナガワ       2,580→ 2,900円

[みすほ証券]
 据置き   A(4091)大陽日酸      1,000→ 1,050円
 据置き   A(6787)メイコー       770→ 620円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】営業利益率で収益性をチェック                **
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 同じようなモノを100売って、10の儲けが出るA社と、5の利益しか出せないB社とでは、収益性が明らかに違います。

 反対から見れば10の利益を出すのにA社では100の売上で達成できるのに対して、B社では倍の200の売上を必要とします。

 この2社の場合、その商品の売上が増加傾向にあるとき、企業収益には雲泥の差がつく可能性があり、A社は成長企業として注目度が高くなります。

 儲かる=業績が伸びる企業というは、収益性や効率性が高い企業です。その収益性について良し悪しを簡単に判断するのに使われるのが「売上高営業利益率」です。

 単に「営業利益率」とも言い、営業利益÷売上高で簡単に求められ、同業他
社間の売上高営業利益を比較することで収益性の違いが分かります。

 業種によっても平均的な収益性が違ってきますが、営業利益率が高い程収益性が高い企業であると言えます。

 収益性は将来の株価に大きく影響します。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)等も含めてこうした指標を改めてチェックして投資に役立てることが大切です。
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