Ethernet(イーサネット)
1973年にゼロックスが開発したコンピューターネットワークの規格のひとつ。後にDECとインテルが加わり、1980年にIEEE(アイトリプルイー)の規格として公開された。LAN(ラン)の実質的な標準規格として広く普及しており、現在、特殊な用途を除いて、ほとんどのLANはEthernetである。
Ethernetの接続形態には、1本の回線を複数の機器で共有するバス型と、集線装置(ハブ)を介して各機器を接続するスター型の2種類がある。また、最大伝送距離や通信速度などによってもいくつかの種類に分かれ、最近では100BASE-TXなどの通信速度100MbpsのFast Ethernetの普及が進んでおり、1Gbpsの通信を可能にするGigabit Ethernetについても、100BASE-TXと物理層の互換性が高い1000BASE-Tを中心に普及が始まっている。