この日記開くときチラッと桐谷さんの人の良さそうな顔に出会うのが当たり前のようになってきてませんか。桐谷さんと言えば株主優待と企業年金で食べてるらしいんだけど、オイラなんか配当や優待商品もらう頃にはもう株を売っぱらってることの方が多い。もらうのが当初は後ろめたかったけどだんだん慣れっ子になった。株主総会の案内や議決権行使のインプットもしないで。ましてや売った株の企業の決算書なんかポイとゴミ箱にって、何かヘンで申し訳ない気もしたり。
こういう株の持ち方に対して勿論善悪なんて論じるのはナンセンスだけど、原点に返ってコレだと思った企業の株を買い企業の成長や発展を見守るのも悪くないと思う今日この頃だ。投資家の鏡ウオーレンバフェットのコカコーラの有名な話のように、40ドルの投資が110億ドルになったというんだからガンホーなんてそれこそ顔色なし、アサッテ来やがれって感じなのだ。もっとも第二次世界大戦の前だからインフレ率を考えなきゃいけないんだけどそんなものは時価の前には鼻糞だ。それよりずーっと我慢して、売る誘惑を遠ざけていたことが素晴らしい。power of pacienceって仰ってるよね、オイラもそこまではいかないけどエクイティ投資の醍醐味をじっくりあじわって、結果として老後の安泰に繋がる、そういうのが夢だな。
投資に限らず原点に帰るって難しい。年を取るに連れ謙虚に自分を振り返るのって、日常のアレコレに忙殺されて無理だし。すぐリカクできる株を狙って長い目で見たら良くてトントン。ロスカットだって下手すりゃ5,6回で手ガネは飛ぶ。確定拠出年金やNISAなんかもっとそういう観点で投資の王道に沿った使い勝手のいい設計にすべきと思ったりしている。
今も右側に桐谷さんがいる。