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【１】今日の相場 ＊＊
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◎日経平均 １５５３９.１９（－ ４７.０１）▼０.３０％
◎ＴＯＰＩＸ １２８６.０７（－ ５.１２）▼０.４０％
◎売買高概算 １７億５７８１万株
◎売買代金概算 １兆６７３７億円
◎時価総額 ４５８兆６４６５億円
◎値上り銘柄数 ４９３ ◎（年初来）新高値 １３５
◎値下り銘柄数 １１８１ ◎（年初来）新安値 ３
◎変わらず １４３
◎騰落レシオ（２５日）１０４.５０％
◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋１.１６％ ７５日線比＋３.０６％
◎為替 （対ドル） １０３.６８ （対ユーロ）１３７.８２
◎出来高上位
１.みずほ ＜８４１１＞ １９８.５円（－ ０.４円）１１５,５８８千株
２.アイフル ＜８５１５＞ ４６１円（－ １円） ５９,６６３千株
３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ６０２.０円（＋ ０.２円） ４４,２６４千株
４.ユニチカ ＜３１０３＞ ４５円（－ １円） ４０,０３０千株
５.蛇の目 ＜６４４５＞ １２１円（－ ４円） ３１,２７９千株
◎売買代金上位 (円)
１.ＫＬａｂ ＜３６５６＞ ２０６３円（＋ １９１円） ５１,１０６百万
２.ソフトＢＫ＜９９８４＞ ７３５８円（＋ ６円） ４７,５４０百万
３.トヨタ自 ＜７２０３＞ ５９４３円（－ ４７円） ４６,８５８百万
４.日経レバＥ＜１５７０＞１０５００円（－ ６０円） ４６,５８５百万
５.コロプラ ＜３６６８＞ ４４６０円（＋ ２２５円） ３８,７８２百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１１４０万株 買い１１３０万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が１０日ぶりに下落、前日比４７円（
０．３０％）安の１万５５３９円で取引終了です。
昨晩のＮＹダウが６０ドル高、ナスダックが昨年来高値を更新、ＳＰ５００種が史上最高値を更新したことを受けて朝方は買いが先行。９：０８には上げ幅が４２円となって１万５６２８円まで上昇する場面がありました。ただ、昨日まで９日連続高でバブル後の０９年と１４年に記録した２回の最長記録に並んだことから短期的な警戒感が意識され、また今晩２３時に注目のイエレン米ＦＲＢ議長の講演を控えて手控え気分が強まり、徐々に上げ幅を縮小。週末要因の手仕舞い売りも加わって引けにかけてはマイマスに転じています。売買代金は概算１兆６７３７億円、上海総合指数は１０ポイント高の２２４０です。
業種別では、ゴム、水産、倉庫、食品などが高く、建設、鉄鋼、精密、商社、電機などが下げています。
個別銘柄では、東京ディズニーランド＆シーを運営するオリエンタルランドが９９５円高の２万０８１０円と大幅高で上場来高値を更新。昨日の引け後に２０１５年１月から東京ディズニーランドでディズニー映画「アナと雪の女王」をテーマにしたイベントを開くと発表。人気映画で話題性も高く、集客力の向上に繋がるとして期待した買いが膨らんでいます。「アナと雪の女王」は３月に上映を開始したアニメ映画で、世界的なヒットとなっています。
リソー教育が２１円高の２５１円と値を上げています。政府が贈与税がかからずに子や孫にお金を渡せる制度の見直しを検討と報じられ、材料視した買いが入っています。教育資金贈与について子や孫１人につき１５００万円までの非課税制度について、上限を３０００万円まで拡大し、結婚や出産、育児など少子化対策にも使えるようにするといった内容です。
松屋フーズが２１円高の２１１８円と値を上げ、連日で年初来高値を更新。牛丼店「松屋」で７月２２日に販売を開始した「プレミアム牛めし」の業績寄与を先取りした買いが入っている模様です。「プレミアム牛めし」は牛肉を冷凍から冷蔵に切り替え、品質を向上させた商品で価格は３８０円。従来の「牛めし」２９０円は販売を終了させたため、異例の実質的な大幅値上げとして話題を呼んでいます。
その他、浮体式の原油生産貯蔵設備（ＦＰＳＯ）を設計・建造する三井海洋開発が５日連続高で１７０円高の２８４１円。七十七銀行が６円高の５７９円、青森銀行が１円高の３１１円、十六銀が１円高の４０５円といった地銀株の一角が年初来高値を更新、東武が２円高の５４８円、京成電が１５円高の１０９７円、阪急阪神が６円高の６２５円といずれも年初来高値を更新。
日本エンタープライズが連日のストップ高で１００円高の６０８円、スマホを活用した企業の内線電話網のアプリケーション構築を材料に連日で買いが集まっています。ＫＬａｂが１９１円高の２０６３円、コロプラが２２５円高の４４６０円、エイチームが２９０円高の６７２０円とゲーム株の一角が高く、バンパーなど自動車樹脂部品を製造し、マツダが主要取引先のダイキョーニシカワが３２５円高の２９００円と大幅高となっています。
本日の新高値銘柄は、明治ＨＤ、アサヒ、サントリーＢＦ、味の素、ビックカメラ、クスリのアオキ、ダイキョーニシカワ、科研薬、オリエンタルランド、日本エンタープライズ、三井金属、日本光電、京成電、日本空港ビル・・・等々です。
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【２】主な材料 ＊＊
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・企業年金、投資先を分散 太陽光発電や不動産など
・７月の電力需要、冷房需要減で３カ月連続マイナス
・上半期の日本酒輸出額、５年連続で過去最高を更新
・神戸物産、ＮＹで「業務スーパー」 来年４月開店
・米エネ省、発電所からのＣＯ２回収で三菱重と連携
・米スプリント、月額定額で携帯使い放題 業界最安
・米ＭＳ、次期ウィンドウズを９月末発表か 米報道
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【３】主な投資判断 ＊＊
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［クレディＳ証券］
新 規 Ａ（7211）三菱自動車 1,500円
［ＵＢＳ証券］
据置き Ａ（5401）新日鉄住金 370→ 390円
［モルガンＳＭＵＦＪ証券］
引下げ Ｂ→Ｃ（4508）田辺三菱製薬 1,500→ 1,300円
［野村証券］
新 規 Ａ（4246）ダイキョーニシカワ 3,800円
［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
引下げ Ａ→Ｂ（6274）新川 880→ 410円
［大和証券］
引下げ ２→３（1824）前田建設 820→ 1,000円
引下げ ３→４（8028）ファミリーマート 4,300→ 4,100円
※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【４】２０機まとめて購入 ＊＊
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来年度・平成２７年度予算案の概算要求について、防衛省は過去最大の５兆０５４５億円を要求する方針です。
この中には離島防衛を強化するための装備の他、無人偵察機の導入費用や、弾道ミサイルを迎撃できるイージス艦１隻の建造費約１３００億円などが含まれています。
また、防衛省は現行のＰ３Ｃを、航続距離・連続哨戒時間で優るＰ１に全面的に置き換える方針で、今回の概算要求には１機約２００億円のＰ１を２０機まとめて購入する費用も盛り込まれています。
ところで、世界の国々が道徳を重んじ、互いに友愛の精神を尊重するのが理想ですが、現実には隣国と衝突する危険性を冒しても自国の利益（国益）を優先するのが国家です。時には武力と威圧をもって現状を変更しようとする試みも行われます。
「個人の間では、法律や契約書や協定が、信義を守るのに役立つ。
しかし権力者の間で信義が守られるのは、力によってのみである」
「自らの安全を自らの力によって守る意思を持たない場合、
いかなる国家といえども、独立と平和を期待することはできない」
上記はルネサンス期のイタリアの政治思想家で、「君主論」や「戦術論」を記したマキャベリの言葉ですが、現実はこの言葉が正しいことを示しています。
８月決算銘柄の権利付最終売買日は来週２６日（火）です。８月決算の銘柄は小売業が多く、買物優待券や食事券など株主優待を実施している銘柄も多いので要チェックです。尚、小売業の決算は増税の影響と対応で明暗が分かれそうです。
