連日の暑さで夏バテの方もいらっしゃると思います。睡眠も浅く、食欲も減退となる訳ですが、疲労回復に効果的なのが「ピーマン」だそうです。
ピーマンという名前はフランス語の「piment」に由来。英語ではベルペッパー(bell pepper)、緑色のものはグリーンペッパー(green pepper)で、名前の通り、ペッパー(とうがらし)の仲間で辛みのないものです。
今ではハウス栽培で1年中出回っていますが、本来の旬は夏。唐辛子を品種改良し、食べやすくしたのがピーマンで、蒸し暑いこの時期には目に鮮やかな緑が食欲を与えてくれます。
ピーマン100g中のビタミンC含有量は約80mgと豊富で、中ぐらいの大きさのピーマン4個で1日に必要なビタミンCがとれるそうです。しかも、ピーマンのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴。夏バテ予防に試してみる価値がありそうです。選ぶ際には、色が濃くて表面にツヤがあり、果肉が厚めのものが良いそうです。
生産量の日本一は茨城県、2位は宮崎県、3位は高知県。そして、鹿児島県、岩手県などが主な産地として知られています。