日本ではアダルトビデオの世界「性奴隷」が現実に起きた。
パレスチナ、レバノン、シリア、イラク、アフガンなど 中東イスラム諸国が狂気の沙汰に陥っている。
他宗派同士が殺し合うイラクは、北部を占拠したスンニ派過激グループが他の宗派の住む地域に攻め入り男共を銃殺、殺害された住人の男たちは500名を越える。
そして若い女性を中心にして1500名を性奴隷として連行した。
アフリカではイスラム過激派ボコ・ハラムが、女生徒達数百人を拉致して性奴隷や奴隷として売り飛ばした。
昨日までの平和な生活が虐殺と性奴隷と言う悲劇に変わった。
なにがこうしたのか?
それは戦争が人々を狂気に仕立て上げた。
私達の家族や友人がこんな被害に遭ったらどう思うだろうか?
なんの罪もない一般市民が虐殺され女性たちは性奴隷にされるとは。
イスラエルの少年3人が殺害された報復としてガザでは1800人以上が爆撃や砲撃で殺された。
3:1800 では600倍の差がある。これが虐殺でなくてなんだろうか。
報復が報復を呼ぶのは火を見るより明らかだ。
最近の戦争を見てみよう。一方の当事者には大抵アメリカの影がちらついている。
イスラエルの軍事援助はほとんどアメリカが担っている。
イラク戦争も片方の当事者はアメリカだ。アフガニスタンもアメリカだ。
ベトナム戦争もアメリカだ。
アメリカの論理が正義とは必ずしも言えていないのはハッキリしている。
ベトナムは民族自決の権利がありベトナム人が統治すべきものだった。
米国は最後は敗退しベトナム人の手によって国は統治された。
アフガニスタンに侵攻した米国はにっちもさっちも行かなくなり撤退を決めた。
完全なる敗北だ。やがてアフガニスタン住民の手になる政権が樹立されるだろう。
米国が殺しまくったタリバン政権の復活だ。
ベトナム人は私達日本人と同じアジア人種だ。白人ではなく黄色人種だ。
ベトナム戦争では米軍は猛毒ダイオキシン剤をヘリや飛行機から大規模に散布した。
その結果 奇形児が大量に産まれた。その後遺症で苦しむ人々が未だに続いている。
太平洋戦争では日本の敵はアメリカであった。
米軍は日本人の頭上に原爆を2発投下した。一般市民の頭の上にだ。
猛毒ダイオキシン剤も原爆も黄色人種のアジア人に使用された。
他国が白人種の米国人の頭上に同じ事をしただろうか?
ここに戦争と言うものが人間を狂気に変え、人種差別を実行することがよくわかる。
今日は終戦記念日だ。日本人の戦没者、負傷者の数は三百万人に上る。
記憶から忘れた頃に戦争の芽が育つ。歴史はハッキリとそれを証明している。
戦争には正義など存在しない。悲劇と悲しみしか残らないよ。戦争そのものが悪なんだよ。
私達は理由の如何にかかわらず戦争を避ける努力が必要だ。
終戦記念日が戦争のない記念日であり続ける事を願う今日であります。