株式の短期売買を行うとき、肉眼で株価を追って、安い高いの判断を行うが、自分の立場でしかものを見ていないことが往々にしてある。株式を取引する時には必ず、目に見えない相手が市場の反対側にいるのである。したがって心眼を開き、相手の心を読むことは、株式の売買をする上に於いて必要欠くべからざることではないだろうか。自分だけの思いから売買するとやはりパフォーマンスは落ちるようである。反対側の売買動機を考えてみるのはプラス要因として働こう。短期売買ではファンダメンタルより心理状態や需給がより強く作用する。
今日の一言:肉眼は開いていても、心眼が開かないと一事一物の尊さが見えない。