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おはようございます。本日は大安です。
今から29年前の本日8月12日(当時は月曜日、18時56分)、日本航空123便が御巣鷹の尾根に墜落しました。
また、昨年の本日12日には、高知県四万十市で41.0度の国内最高気温を記録しています。それまでの最高気温は、2007年8月16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で記録した40.9度でした。
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【1】NY市況 **
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□ダウ工業株 16569.98(+ 16.05)△0.10%
□ナスダック 4401.33(+ 30.43)△0.70%
□S&P500 1936.92(+ 5.33)△0.28%
□ダウ輸送株 8156.65(+ 64.18)△0.79%
□半導体株(SOX) 612.02(+ 5.79)△0.96%
□NY原油先物( 9月限) 98.08(+ 0.43)
□NY 金先物(12月限)1310.50(- 0.50)
□バルチック海運指数 792 (+15)
□為替 (対ドル)102.18 (対ユーロ)136.75
□CME日経225先物 15145(+ 15)※大証比
週明け11日のNY株式市場は、地政学的リスクへの懸念後退で続伸しました。
ロシア軍がウクライナ国境付近での演習を終えたことを好感して上昇した前週末の地合いが継続。週明けの日本や欧州の株式相場が反発し、NY株式市場も買いが先行しました。イスラエルと、パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスがエジプトを仲介役に長期的な停戦合意を目指す交渉を再開したことも投資家心理の改善につながりました。
また、米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長が講演で、米国や世界の景気回復について「期待外れ」と発言し、景気回復の鈍さに言及したことから、FRBによる早期利上げに対する懸念が和らぎ緩和的な金融政策が継続するとの期待も相場を支援しました。
ただ、上値を追うには材料不足でダウは引けにかけて失速し上げ幅を縮小。ハイテク株の比率が高いナスダックは、指数への影響が大きいアップルなどの上昇が寄与し、上昇率でダウを上回りました。
S&P業種別指数では、生活必需品、テクノロジー、資本財、一般消費財などが高く、公益、エネルギー、素材が軟調でした。
個別銘柄では、タブレット向け新型半導体の詳細を明らかにしたインテルが終日堅調に推移。ドイツ銀行が投資判断を「買い」に引き上げた電気自動車(EV)のテスラモーターズが大幅高。エボラ出血熱の治療薬関連で先週にぎわったバイオ医薬品のテクミラ・ファーマシューティカルズは連日の急伸。増収増益決算を発表したオンライン旅行予約のプライスラインも堅調に推移しました。
上場する4部門を1社に統合すると発表したパイプライン大手のキンダー・モルガンが上昇し、関連するキンダー・モルガン・マネジメントが急伸しました。一方、エネルギー大手のエクソンモービルやコノコフィリップスなどが下落。アナリストが投資判断を引き下げた小売大手のウォルマートも軟調でした。
ダウ構成銘柄では、インテル、キャタピラー、シスコシステムズ、ディズニー、プロクター&ギャンブルなどが上昇し、アメリカン・エクスプレス、ウォルマート、エクソンモービル、ファイザーなどが下落しました。
NY原油先物はイラク空爆の長期化懸念と原油在庫の減少観測を背景に3営業日続伸。金先物は小幅続落。バルチック海運指数(BDI)は6営業日続伸です。
CME日経225先物は、円建てが15145(大証比15円高)、ドル建ては15155(同25円高)で取引を終了しました。
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【2】主な注目材料とニュース **
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☆注目材料
昨晩のNYダウは、前週末比16ドル高の1万6569ドルと2日連続で上昇しています。
シカゴ日経平均先物は1万5145円と昨日の東京市場の日経平均株価1万5130円と比べて15円高い水準となっています。
今朝6:28の円相場は、対ドルで1ドル=102円18銭前後(昨日16:00台は102円11銭)、対ユーロは1ユーロ=136円76銭前後(同136円79銭)といずれもほぼ横ばいで推移しています。
NY原油は3日連続高、前週末比0.43ドル高の1バレル=98.08ドルとなっています。
NY金価格は、前週末比0.5ドル安の1トロイオンス=1310.5ドルと2日連続で値下がりしています。ウクライナや中東情勢に対する警戒感がひとまず和らいだことから、リスク回避先としての金はやや軟調に推移しています。
昨日の日経平均株価は大幅高、前週末比352円高の1万5130円と1万5000円台を回復しています。終値ベースで、今年6番目の上げ幅となっています。
本日は、13:00に7月の首都圏新規マンション発売戸数が発表されます。6月は前年同月比28.3%減の3503戸と5ヵ月連続で前年実績を下回っています。消費増税による駆け込み需要の反動減が続いています。月間契約率は76.6%と前年同月から5.0ポイント低下しています。好調の目安となる70%を17ヵ月連続で上回っています。7月の発売戸数は事前予想で4000戸(13年7月は5306戸)となっています。
13:30に6月の鉱工業生産・確報値が発表されます。同・速報値は前月比3.3%の低下となっています。消費増税に伴う駆け込み需要の反動減や海外需要の減速などを背景に生産が落ち込んでいます。
その他、今週の主な国内経済指標・行事は、13日(水)に注目の4~6月期GDP・速報値(市場予想は年率換算で前期比7.2%減)。14日(木)は6月の機械受注(市場予想は前月比15.3%増)の発表などが予定されています。
海外では、本日はタイ市場が休場、8月の独ZEW景況感指数、7月の米財政収支の発表が予定されています。
その他、13日(水)は7月の中国鉱工業生産(市場予想は前年同月比9.2%増)、7月の中国小売売上高(市場予想は同12.5%増)、7月の中国都市部固定資産投資、7月の米小売売上高(市場予想は前月比0.2%増)。14日(木)は4~6月期のユーロ圏GDP・速報値。15日(金)は韓国・インド市場が休場、7月の米卸売物価指数、7月の米鉱工業生産・設備稼働率の発表などが予定されています。
本日、第1四半期(4~6月)の決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。
【11:00台】
オリジン(6513)
【14:00台】
東映(9605)
【15:00台】
日本風力開発(2766)、マツキヨHD(3088)、
クレハ(4023)、電通(4324)、大幸薬品(4574)、
大平金(5541)、フェローテク(6890)、日電子(6951)、
セイコーHD(8050)、ニプロ(8086)、
中間決算:トレンド(4704)、ラオックス(8202)
【16:00台】
日本アジアG(3751)、木村化(6378)、
本決算:アルバック(6728)・・・等々。
◆主なニュース
・中古住宅、購入容易に リフォーム融資優遇、政府が検討
・東電、水力・再生エネ分社 16年4月、発送電分離徹底
・訪日客争奪戦、はや前哨戦 免税、10月から全品目対象
・川重、エアバス新型機エンジン共同開発へ ロールス社と
・血液検査、ドラッグ店など店頭で ウエルシアは500店
・日立、ゆうちょ銀に4.3万台を納入 窓口業務の新端末
・新日鉄住金、インドネシアで自動車用鋼板 海外生産加速
・三井物産、ブラジルで穀物生産2倍 中国などに安定供給
・半導体製造装置7社の4~6月期、5社の最終損益が改善
・米、イラクの首相交代に向け圧力 アバディ副議長で調整
◆経済指標等
・企業物価指数(7月、日銀)
・鉱工業生産確報・稼働率指数(6月、経産省)
・発受電電力量(7月、電気事業連合会)
・首都圏マンション市場動向(7月。不動産経済研究所)
・中古車登録台数(7月、自販連)
・ESPフォーキャスト調査(8月、日本経済研究センター)
・独ZEW景気予測指数(8月)
・米財政収支(7月)
・米穀物需給(8月)
◆その他
・主な決算 マツキヨ(3088:ドラッグストア首位)
KLab(3656:ソーシャルゲーム「ラブライブ!」)
大幸薬品(4574:止瀉薬「正露丸」、感染管理製品)
大平洋金(5541:ステンレス原料のフェロニッケル製錬)
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【3】心に残る名言 **
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我々が今日のことに気をつかえば、
明日のことは神が気をつかってくれる。
マハトマ・ガンディー
◆8月12日 今日は何の日? 六曜:大安
航空安全の日・茜雲忌、君が代記念日、太平洋横断記念日、配布の日、
ハイジの日、ハイチュウの日、最高気温の日