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【1】今日の相場 **
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◎日経平均 15130.52(+352.15)△2.38%
◎TOPIX 1252.51(+ 24.25)△1.97%
◎売買高概算 18億7491万株
◎売買代金概算 1兆8608億円
◎時価総額 447兆0513億円
◎値上り銘柄数 1654 ◎(年初来)新高値 64
◎値下り銘柄数 138 ◎(年初来)新安値 12
◎変わらず 25
◎騰落レシオ(25日) 81.49%
◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ○○○○●●●●●○●○ 50.0%
◎カイリ率(日経平均)25日線比-1.36% 75日線比+1.18%
◎為替 (対ドル) 102.11 (対ユーロ)136.79
◎出来高上位
1.みずほ <8411> 195.1円(+ 1.4円)117,799千株
2.蛇の目 <6445> 112円(+ 12円) 60,035千株
3.シャープ <6753> 310円(+ 8円) 43,872千株
4.三菱UFJ<8306> 582.9円(+10.2円) 38,933千株
5.ユニチカ <3103> 46円(+ 2円) 35,236千株
◎売買代金上位 (円)
1.ソフトBK<9984> 6836円(+ 35円) 74,603百万
2.コロプラ <3668> 4300円(+ 425円) 70,904百万
3.日経レバE<1570> 9960円(+ 440円) 65,772百万
4.トヨタ自 <7203> 5940円(+ 35円) 42,739百万
5.KLab <3656> 1875円(+ 116円) 29,383百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り520万株 買い680万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前週末比352円(2.38%)高の1万5130円と1万5000円台を回復して取引終了です。
ウクライナ情勢を巡る地政学リスクが後退したことを好感して週末のNYダウが185ドルの大幅高、円相場も1ドル=102円台の円安に進行したことも支援材料となり、朝方から幅広い銘柄に買いが先行。7月31日のザラ場高値1万5759円(終値ベースの高値は7月30日の1万5646円)から先週末まで1000円近く下押しした後だけに先高期待からの押し目買いも活発に入り、加えて年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式保有割合拡大も支援材料となり、戻り売りを吸収して引けにかけて上げ幅を拡大しています。売買代金は概算1兆8608億円、上海総合指数は30ポイント高の2224です。
業種別では、食品、建設、化学、倉庫、不動産、非鉄などの上げが顕著です。
個別銘柄では、サイバーダインが500円高の3535円と大幅高。前週末8日の引け後にライフイノベーション国際戦略総合特区に指定された川崎市殿町の土地を30億円で落札したと発表したことが材料視されています。特区で先進医療開発を推し進める模様であり、将来の事業展開を期待した買いが入っています。同社は6月に川崎市と包括協定を締結するなど国際先進医療開発の拠点を確保する準備を進めていました。14日の引け後に4~6月期の決算を発表する予定です。
筆記具首位のパイロットが545円高の4995円と大幅高で年初来高値更新。前週末の引け後に2014年12月期の連結純利益が前期比28%増の70億円になる見通しと発表。従来計画60億円から上方修正し、過去最高を更新する見通しを好感した買いが入っています。筆記具の販売が国内外で好調でフル生産が続いています。
ミクシィがストップ高、705円高の5110円となっています。前週末の引け後に14年9月中間期の業績計画を大幅上方修正し、好感した買いが入っています。売上高を195億円から330億円(前年同期比8.3倍)、経常利益は46億円から130億円(前年同期は5億2500万円の赤字)に大幅
増額となります。ソーシャルゲーム「モンスターストライク」の利用者数が7月に全世界で1000万人を突破する大ヒットとなったことが主因です。
その他、好業績発表のピストンリング製造、シリンダーライナーでは世界首位のTPRが347円高の2720円と大幅高、羽田空港ターミナルビル家主の日本空港ビルが250円高の3325円、先週末40円高となった三菱系顧客多い戸田建設が本日も60円高の547円と連日の大幅高で年初来高値更新、賃貸住宅事業を地主に提案する大東建託も370円高の1万2780円と年初来高値を更新。
電気通信工事最大手のコムシスが74円高の1871円、無印良品を展開する良品計画が220円高の1万2750円、清水建設が24円高の829円と年初来高値を更新、土木の東鉄工業が52円高の2404円、建設用クレーン製造のタダノが110円高の1824円と大きく値を上げています。
本日の新高値銘柄は、清水建、安藤ハザマ、戸田建、大東建託、ヤクルト、キッコーマン、サンマルク、タダノ、アルプス、ピジョン、ユニチャーム、宇徳・・・等々です。
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【2】主な材料 **
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・8月の日銀月報、景気判断維持 輸出の先行きは下方修正
・7月の消費態度指数、3カ月連続改善 基調判断は据置き
・7月の工作機械受注額37.7%増 10カ月連続プラス
・7月のマネーストック、増加も伸び率1年5カ月ぶり低さ
・6月の第3次産業活動指数、2カ月ぶり低下 弱い回復力
・新日鉄住金、インドネシアの国営企業と車鋼板生産で合弁
・日揮の4~6月期、営業利益16%減 好採算工事が減少
・米、3日連続でイラクを空爆 人道支援で英仏首脳と一致
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【3】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
引下げ B→C(1963)日揮 3,300→ 2,700円
引下げ B→C(6366)千代化工建 1,300→ 1,000円
[UBS証券]
据置き A(1925)大和ハウス 2,300円
据置き A(5706)三井金属 350円
据置き A(5714)DOWA 1,200円
据置き A(6383)ダイフク 1,720円
[野村証券]
据置き A(2413)エムスリー 1,750→ 2,000円
据置き A(4516)日本新薬 3,500→ 3,800円
据置き A(4997)日本農薬 1,650→ 1,750円
据置き A(8113)ユニチャーム 7,000→ 7,300円
[みずほ証券]
据置き A(6479)ミネベア 1,350→ 1,450円
据置き A(6770)アルプス電気 1,500→ 1,650円
[大和証券]
引上げ 2→1(2502)アサヒグループ 3,660円
引下げ 1→2(2503)キリン 1,710円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【4】ベンチマークとインデックス運用 **
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運用の世界では「ベンチマーク」という言葉がよく使われます。ベンチマークというのは運用する際の評価基準という意味で、国内では日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、海外ではS&P500種指数やMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数などがベンチマークとして利用されています。
また、実際の運用では、ベンチマークのパフォーマンスを上回ることを目指して運用することを『アクティブ運用』、ベンチマークとなっている指数と同じパフォーマンスとなるよう運用を行うことを『パッシブ運用』と呼びます。
アクティブ運用の「アクティブ」とは「積極的・能動的」という意味で、ベンチマークとなっている指数が上がれば、それ以上のパフォーマンスを上げることを目指しており、ベンチマークが下降局面にある際には下がりにくい銘柄のウエイトを上げたり、現金比率を上げたり、場合によっては先物でヘッジたりと、能動的な運用を行います。
パッシブ運用の「パッシブ」とは「消極的・受動的」という意味で、基準価額の動きがベンチマークの値動きと連動するように運用されることから「インデックス運用」とも呼び、そのように設計されたファンドを「インデックス・ファンド」と呼びます。
インデックス・ファンドは指数と連動するよう指数とほぼ同じ構成で銘柄が組み入れられています。
そのため、例えば日経平均採用銘柄の入れ替えや東証1部に新規上場した際など、インデックス・ファンドの構成も同じような変更や追加を行うため、新たに指数構成銘柄に採用される銘柄には大きな買い需要が発生します。指数構成銘柄の入れ替え等の話題で株価が動くのはこうしたことが背景にあります。