jojuさんのブログ

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医療制度に関する議論より、、

以下、医療制度に関する議論より備忘録として転載、、、

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 医師数の政治的な絞り込みってのは、この業界に一種のバブルを起こしてるようなものなんです。

 バブルのときって、もの凄く稼げるけど、死ぬほど繁忙になるんですよね。

 医者は稼げないけど繁忙だって言うならば(勤務医?)、その裏返しとして大して忙しくないのに稼げる医者(開業医?)もいるってことです (もしくは腕が悪いのに稼げるとか、、、)。

 もし、医療業界がそうならば、そこには市場原理からのかい離が二重に起きてるってこと



 どちらのかい離も政治的に強引に起きているならば、そこでは必ずいつの日かファットテール(リーマンショックみたいなやつ)が表出するはず

 これは業界(経済)の発展にとって非常なロスになる。


 だから、一般の経済の世界では、バブルとデフレの繰り返しみたいなロスを減らすべく、インフレ目標政策(市場原理からのかい離を抑える通貨価値適正化政策)が取られるようになった。

 これにより持続的・安定的な高成長化が可能になる。

 医療業界とかにも、インフレ目標的な制度設計がなされたほうが、業界の持続的・安定的な高成長につながります

  これは医療者の生活向上につながるうえ、医療業界における付加価値の持続的・安定的増大となりますので、患者利便の向上にもなる。 つまり、みんなハッピーなんです。



 ま、しかし、目先の利益ばかりしか見ない勢力が強いと、こうした政策、制度設計はされないので、ファットテール待ちになります。  付加価値の持続的・安定的増大は損なわれます

 そういう勢力は大抵、業界の利益、業界の結束を声高に主張するものです。。。それは談合や寡占とリンクしてるから(笑)



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 医療のように専門性の高い職業ほど、寡占的、談合的状況になりやすく、市場原理(公正原理)からのかい離は起きやすい

 そういう世界での市場原理の利かせ方は価格でなく、数量で効かすようにすべきです。
 そうでないと、割高価格が常套化し、サービスが受けられないヒトが増える。

 米国の医療制度の問題点はまさにそこにあります。



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