西アフリカで猛威をふるっている「エボラ出血熱」、致死率90%と言われる恐ろしい病気が拡大し抑制不可能に。
「新しい患者がナイジェリア国際空港で発見される」
西アフリカ3ヶ国を中心にして拡大を続ける「エボラ出血熱」が、この地域を越えて他国の国際空港で感染者が発見される事態となり、国際緊急事態宣言が出される模様。
治療法も特効薬もまったく無い「エボラ出血熱」、治療にあたっている医者まで感染し死亡者が続出している。米国の医師も3人が感染、一人が死亡。とうとう2人の感染した医師を米国本土に空輸する事になった。
いつぞや流行した恐ろしいサーズ「重症急性呼吸器症候群(じゅうしょうきゅうせいこきゅうきしょうこうぐん)(SARSコロナウイルスによるもの)」が、世界を恐怖のどん底に叩き込んだ記憶を呼び起される。
この時の発生地は中国であったから尚更恐怖感が強かった。
旅行者は急減し飛行機も搭乗者が激減してガラガラになった。
実は私は偶然その時期に中国を旅行中だった。
個人旅行で中国昆明から大理、麗江と雲南省を旅していた。
恥ずかしながらSARSが発生した事を知らなかったのだ。
往路の飛行機は満席だった。この時は発生前だった。
それが帰路の飛行機に乗った時 乗客がほとんどいなかった。まるで貸切のような雰囲気だった。
記憶では乗員と乗客数が同じくらいだった。
事実を知ったのが帰路の途中で韓国ソウルに着いてホテルでニュースを聞いて初めて分かった。
国際化はいいことだが恐ろしい病気が持ち込まれる恐怖には身の毛がよだつな。
株どころじゃないかも知れんと思った。