株価は上下動する。
大きな波の波形を描きながら動く。
金融緩和や企業業績が上昇すれば「株を買いたい」人達が増えて来る。
初動から中期にかけて右肩上がりで上昇しやすくなる。
上がり出すと加速度が増すのも特徴だ。
この辺りから多くの人は感覚がマヒして来る。「上がるのが普通だ」とね。
金を持った大口さんや筋さんが仕掛ける特定銘柄がロケット上がりになったりするもんさ。
「それ見た事か、まだまだ上がる」なんて考える。
株式売買と株価は「需給関係によって成り立っている」事をすっかり忘れている。
株価は無限に上がるものではない。その意味では登山に似ている。
高い山に登り始める。頂上を目指して元気よく出発する。最初はみんな元気がいいもんさ。
中腹まで来ると見晴らしが素晴らしく良く成って来る。ますます頂上が楽しみになる。期待感が最高に達する。
この辺りから自分達がどれ程の高さまで登っているのかを忘れやすくなっている。
つまり登山とは頂上を目指すが、最後は下りなければならないって事をね。
上がれば上がる程、頂上に近づけば近づくほど危険度が著しく高くなっている。
大事故は大抵が頂上からの下山時に起きる。
高さ感覚のマヒ、慢心油断、潜む危険性の見逃し、、、などなど。
そして来るのさ急落雪崩がね。
(▼▼メ)こんな顔した人達が一斉に売り始める。需給バランスが崩れた瞬間だ。
チャートの動きをつぶさに観察している人は即時退避する。危険性を悟り市場から瞬時に離れる。
大雪崩が起きた時に買い向かう人が出るのもこんな時だ。
大暴落で大損し、さらに安いとばかりに買い向かい まだ続く下げでさらに損を出す。
保有株を見ると大抵の人が高値圏で買った株数が増えている事が多い。
株で損をする人達の共通点はほぼ同じだね。
https://www.youtube.com/watch?v=U7saGN42Okw 今日は雨、この歌をしんみり聞いてみよう!