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【1】今日の相場 **
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◎日経平均 15523.11(- 97.66)▼0.63%
◎TOPIX 1281.30(- 8.12)▼0.63%
◎売買高概算 22億4582万株
◎売買代金概算 2兆1711億円
◎時価総額 456兆6985億円
◎値上り銘柄数 334 ◎(年初来)新高値 52
◎値下り銘柄数 1409 ◎(年初来)新安値 15
◎変わらず 74
◎騰落レシオ(25日) 97.69%
◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.72% 75日線比+5.06%
◎為替 (対ドル) 102.94 (対ユーロ)137.75
◎出来高上位
1.みずほ <8411> 199.8円(- 1.7円)154,505千株
2.三菱UFJ<8306> 618.3円(+ 2.7円) 53,906千株
3.ユニチカ <3103> 46円(± 0円) 49,839千株
4.ヤフー <4689> 442円(- 31円) 39,554千株
5.日立製 <6501> 784.7円(- 24円) 39,456千株
◎売買代金上位 (円)
1.日経レバE<1570>10530円(- 110円) 67,682百万
2.コロプラ <3668> 4095円(+ 135円) 65,273百万
3.ソフトBK<9984> 7477円(- 95円) 57,038百万
4.ソニー <6758> 1855円(+ 83円) 49,411百万
5.エプソン <6724> 5190円(+ 700円) 35,313百万
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り980万株 買い550万株
本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比97円(0.6%)安の1万5523円で取引終了です。
アルゼンチンの債務不履行問題、ポルトガルの銀行の財務不安、欧米による対ロシア制裁の強化、そして米FRBによる利上げの前倒し観測などが警戒されて昨晩のNYダウは317ドルの大幅安。これを受けて東京市場も朝方から売りが先行、09:15には下げ幅が119円となって1万5501円となる場面がありました。
ちょうど心理的節目の1万5500円で止まった形となっていますが、NYダウが1.8%下落したのに対し日経平均株価の下げは0.6%にとどまり、非常に下値が堅い展開です。尚、今晩は米金融政策の先行きを占う注目の7月の米雇用統計が発表されます。売買代金は概算2兆1711億円と連日で2兆円を突破、上海総合指数は16ポイント安の2185です。
業種別では、土石、電力ガス、水産、空運がしっかり。海運、鉱業、機械、紙パ、保険などの下げが目立ちます。
個別銘柄では、日本ガイシが272円高の2750円と大幅高で年初来高値を更新。昨日の引け後に4~6月期の連結純利益が前年同期比88%増の113億円、併せて15年3月期の連結純利益を前期比44%増の390億円(従来計画340億円)と上方修正を発表。また年間配当も前期実績より4円多い26円と増配し、好業績と増配を好感した買いが集まっています。セラミッス事業で欧米市場の自動車関連製品向けの需要が拡大しています。
インクジェットプリンタ国内首位級のセイコーエプソンがストップ高、700円高の5190円となっています。昨日の引け後に15年3月期の連結純利益が前期比18%増の1000億円になる見通しと発表。従来計画800億円から大幅上方修正となり、好感した買いが集まっています。新興国を中心にインクジェットプリンターの販売が好調で消耗品や液晶プロジェクターの販売も伸びています。
食肉・ハム・ソーセージ首位の日本ハムが139円高の2261円と値を飛ばして年初来高値を更新。昨日の引け後に4~6月期連結純利益が前年同期比2.1倍の65億円に拡大したと発表。大幅増益を好感した買いが膨らんでいます。主力ソーセージの「シャウエッセン」の販売が好調です。
13年10月に古河スカイと住友軽金属が合併して誕生したUACJが好業績発表で46円高の456円と大幅高。原発停止に伴って火力発電所用のLNGの輸入が増加しており、LNG船のLNGタンク用のアルミ厚板の需要が増加しています。
その他、節税対策で賃貸住宅業界トップの大東建託が30円高の1万2505円と上値追いの展開継続、構内放送設備のTOAが26円高の1308円、好業績発表のマツダが59円高の2560円と年初来高値更新。
清水建設が7円高の803円、土木の東鉄工業が20円高の2566円、ジャイアントコーンが人気で猛暑関連のグリコが36円高の1965円と連日で年初来高値更新、好業績発表で港湾運輸大手の宇徳が39円高の410円と値を飛ばして年初来高値更新となっています。
本日の新高値銘柄は、大東建託、NIPPO、グリコ、日ハム、サッポロ、共和レザ、マツダ、三井化学、日本ガイシ、特殊陶業、エプソン、アルプス、宇徳、カナモト・・・等々です。
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【2】主な材料 **
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・五輪に向け参加国のホスト自治体を募集 効果全国に
・7月の登録車の新車販売、4カ月ぶり増加 増税後初
・7月の軽自動車販売、前月比で17カ月ぶりマイナス
・三井化4~9月期見通し、経常減益予想から一転増益
・シャープの4~6月期、赤字幅縮小 営業益55%増
・Jフロント百貨店事業、7月売上高3%減 夏物不振
・米テスラ、4~6月期の売上高が89%増 販売好調
・NY原油、時間外で一段安 製油所閉鎖で需要減予想
・仏通信大手、Tモバに買収提案 ソフトバンクと競合
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【3】主な投資判断 **
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[バークレイズ証券]
据置き A(6724)セイコーエプソン 4,500→ 4,800円
[野村証券]
据置き A(3092)スタートトゥデイ 2,900→ 3,400円
据置き A(7261)マツダ 3,350→ 3,850円
据置き A(6702)富士通 800→ 950円
[SMBC日興証券]
据置き A(2282)日本ハム 2,480→ 2,640円
据置き A(5929)三和HD 750→ 810円
引上げ B→A(9422)コネクシオ 900→ 1,300円
据置き A(9613)NTTデータ 4,700→ 5,200円
[大和証券]
据置き 2(6981)村田製作所 11,000→12,000円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価