さて、8月には16000円に向けた動きを期待していましたが、予想よりも若干早く、8月早々に16000円に到達しそうな感じです。
若干のスピード調整をしながら、特に大きなリスク要因が発生しない限り、強い米国経済に引っ張られ、また円高に恐怖しないで済むこと(だって原子力発電所が停止して、すごい量の原油や天然ガスを購入していますから、その支払い代金で円安になる事はあっても、円高にはなり難い)、
東京五輪に向けた国内の都市再生需要、JR東海が工事を始めるリニア等、大型の内需もあります。
基本が上昇トレンドという認識であれば、買いは押し目買い、というスタンスに自動的に切り替わります。このような相場では、従来の株価指標、RSI、平均線からのかい離率、ボリジャーバンドなどが良く効きます。面白いことに、ドル/円の為替取引があまりに狭いレンジでの動きなので、投機筋の取引も減少してきているようで、いよいよ、105円から110円に向けた円安もスタートできる環境が整ってきたようです。
ここで円安になると、平均株価は当面の壁の16300円も簡単に越えて行き過ぎる可能性がありますが、そこでは一旦は利益を確定しないと、次の買い場で買い物できなくなりますね。
冷静な時に、次の作戦を立てるようにしたいものです。
さて、9-10月の結果はどのようになっているか、楽しみです。