記録です
経口補水液とは、一口でいうと、食塩と砂糖を一定の割合で水に溶かしたものです。
風邪をひいた時にお母さんが作ってくれたおかゆを思い出してください。
糖分(お米)と塩分(梅干)がちゃんとはいっていて、おかゆは言わば伝統的な経口補水液です。
経口補水液は、スポーツ飲料と比べると、ナトリウムイオン、カリウムイオン、塩素イオンが多く、糖質が少なくなっています。
スポーツ飲料は、日常生活やスポーツによるのどの渇きには適していますが、
病的な脱水症状時には、経口補水液のほう望ましいのです。
経口補水液の飲み方は、一気に飲むのではなく、点滴を受けるように5~10ccをちびちびと飲むのがいいでしょう。
脱水状態になったからといって、あわててたくさん飲むと更に吐いてしまう場合もあります。尿量が増えてきたり、尿の色がうすくなってきたら、脱水状態が改善してきています。
なお、経口補水液は心臓や腎臓に負担をかけることがあり、医師からナトリウムやカリウムの摂取制限を受けている人は使用できない場合があるので注意が必要です。
経口補水液のつくりかた
市販もされていますが、家庭でも作れます。
砂糖40g(大さじ4と1/2杯)と食塩3g(小さじ1/2杯)を湯冷まし1リットルによく溶かす。これだけでいいのですが、味はかなりしょっぱいので、果汁(レモンやグレープフルーツなど)を加えて飲みやすくしてもいいです。果物はカリウムの補充にもなります。
赤ちゃん用として、塩が半分のものなどがありました。。
また、おすすめのものは、おそば、うどん、そーめんのつゆなどをお湯で薄めたものや味噌汁などは
とてもいいものです!