みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。
●日曜日からマレーシアです
韓国から帰ってきたばかりですが、明後日日曜日からマレーシアです。
韓国と同日程ですが、すぐに行ける韓国と違い、
マレーシアは片道7時間ほどかかります。
イスラム金融に加え、資源関連なども含めて取材してきたいと思います。
詳細は、またアメブロから写真付きで現地情報をお伝えしたいと思います。
http://ameblo.jp/terunobu-kinoshita/
それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している
「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。
本日もよろしくお願い申し上げます。
※本資料の利用については、必ずプロフィール欄にございます
重要事項(ディスクレーマー)をお読みいただいた上、ご利用ください。
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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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1.米企業、業績改善の足音
2.鉄鋼、造船活況で品薄続く
3.撤退戦略は難しい
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1.米企業、業績改善の足音
●米自動車部品最大手デルファイの状況にみる市場環境の好転
●コスト削減が終了するとき、株高になる可能性が
●世界の自動車産業の中で、米自動車メーカーは魅力が高い
2005年に破産法11条適用を申請し、
再建中の米自動車部品最大手デルファイのロバート・ミラー会長の意見、考えは、
市場が安定に向かっていることを指し示している。
●-デルファイは投資家連合による資本増強計画が4月に白紙に戻った。
再建資金の調達は今も難しいのか?
「資金調達に問題がなかった1年前に比べ、
過去6-8ヶ月間は厳しかった。(中略)最悪期は過ぎたと思う。
4月時点では融資延長を引き出す交渉が難しかったが、今は違う。
銀行側などからは『パニックのような状態からより普通の状態に戻りつつある』
と聞いている」
ゼネラルモーターズなど、退職を促しコスト削減に励んでいる企業もあれば、
一足先に黒字化を果たし、大幅な株価反発をもたらしたフォードなども出てきている。
企業が瀕死の状態に陥ったとき、投資家は投資に恐れをなす。
私だって例外ではない。
しかし、調査を踏まえ、市場環境を俯瞰すれば見えてくることがある。
私は、日本の各自動車メーカーの取材に加え、
インドのマルチ・スズキ、韓国の現代自動車を調査し、
GMはいずれ復活し、投資対象として魅力が増すのではないか、と考えている。
市場環境が普通に戻ってきたということは、
株式市場にも普通の状態が戻ってきたということ。
後はタイミングだけだと考えている。
2.鉄鋼、造船活況で品薄続く
●造船や大型建造物に使う厚板の需給が逼迫している
●韓国の引き合いも強い
●新日鉄、JFEに加え、韓国大手のPOSCO(ポスコ)はどうか?
造船や大型建造物に使う厚板の需給が逼迫している。
新日本製鉄やJFEスチールなど鉄鋼大手はフル生産を続けるが、
造船活況を受け一部では供給難に陥っている。
鉄鋼各社は国際提携や大規模投資で増産に乗り出すが、当面は品不足が続きそうだ。
では、この状況を見て海外企業はどうだろうか?
その点も確認するため、韓国の現地取材では、
鉄鋼大手のPOSCO(ポスコ)ならびに、
現代自動車グループの現代製鉄の取材を行なった。
POSCOは積極的な増産体制で迎え撃ち、値上げを考慮しても
1割減程度の利益圧迫を余儀なくされる新日鉄とは異なり、
今年度増益見込みの発表を行なっている。
また、現代製鉄は、電炉から高炉へシフトチェンジを行なう予定であり、
2011年までに独ティッセンと組み、
高炉での収益増を果たすべくオペレーションを開始する予定だ。
同社にはJEFも技術供与を行なっており、成功の確度は高いと思われる。
アジアに集中する大手鉄鋼メーカーにとって、プラス効果は高い。
同業界の行方は、自動車、造船など広範囲に渡って影響を及ぼす。
注意深く動向を見守りたい。
3.撤退戦略は難しい
●オフィスパーティーでの振る舞いはビジネスの延長
●経験が重要だが、それでも学ぶことは多い
●帰り際の帰り方に、慣れが出るのでは?
パーティーや接待など、仕事の延長線上での飲食は、職業柄多い。
しかし、服飾史家の中野香織さんの「モードの方程式」を読むと、ドキッとする。
というのも、中野さんによると
「オフィスパーティー生き残りガイド」なる助言を
各種メディアで目にするという文章を読んだからだ。
オフィスパーティーでの不注意により失職、という実例も紹介され
「社交の顔したビジネス」の戦場を
巧みに生き抜くことが求められることを説いている。
たしかに、韓国訪問の際、読んだ書籍「大韓民国CEO李明博」(マネジメント社)に
よれば、現代グループの創業者であるチョンジュヨン氏が、
パーティーの席上で、他愛ない一言を発した部下を
閑職に飛ばした実例も紹介されていた。
だからこそ、紹介されているウェブサイト
「アスクメンドットコム」(http://www.askmen.com/ )のように、
オフィスパーティーでの振る舞いをアピールするものも出てくるのだろう。
会社にとけ込んでいることを雇用者にアピールし、人脈を築く好機だからして、
開かれた人間であることを全身で表現せよ、と説いているようである。
特に、注したいのは帰り時だ。
私の経験から言って、ダラダラ何次会までもつきあう人は
面倒見が良いようでそうではないケースが多いと思う。
パッと切りをつけ、サッと帰る。
これもオフィスパーティーに必要なスキルではないだろうか。
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1件のコメントがあります
1~1件 / 全1件
どうも失礼いたします!
>>パッと切りをつけ、サッと帰る。
頭ではわかっていてもなかなかできないものですよね。
これ出来る人尊敬してしまいます。
>>パッと切りをつけ、サッと帰る。
頭ではわかっていてもなかなかできないものですよね。
これ出来る人尊敬してしまいます。