僕考案の進化したマインドマップ、マインドマップ2.0のやり方を説明します。
ちなみに、先に完成系を紹介すると、こんな感じになります。
マインドマップ2.0完成
もったいぶった割りに、大したこと無い感じに仕上がっていますが、なかなかどうして、これでも物凄い力を秘めているんですよ(?)たぶん。(^^;
なるべく大きな白無地の紙を用意する
紙が白無地であることは、とても重要です。そして、可能な限り大きな紙を用意します。
これから、自分の脳みその中身を移しこむキャンパスとなる大事な紙です。
最初から、横線や升目が入っている紙では、「絶対に」いけません。あなたの脳みそが賽の目に切り刻まれてしまいます。
白無地の紙
真ん中に大きくテーマを描く
真ん中であることは、とても重要です。そして大きく描くことも重要です。
人間、真っ白な紙に筆を入れるときには、無意識のうちにビビってしまうものです。だからと言って、紙の端っこにちまちまと書き始めると、脳細胞も萎縮してしまいます。
だから、一番最初にど真ん中にでっかくテーマを描くことによって、その紙はマインドマップ2.0にしか使えない「専用用紙」になり諦めがつきます。(汗)
マインドマップ2.0テーマを描く
ちなみに、このときはうっかりしていましたが、端っこの方に日付を入れると良いです。日付には必ず、年を入れた方が良いです。2,3年もすると何年前に書いたのか忘れます(僕だけ?)。
テーマに関連する単語を書いて行く
さて、真ん中にテーマを描いて、良い感じで「あきらめ」たところで、次に、そのテーマをじっとにらみます。
にらんでいると、テーマに関連した事柄が頭に浮かんでくるはずです。どんなことでもかまいません、浮かんだ瞬間に書き留めましょう。
その際に、いくつかの簡単なルールに従ってください。
単語で記入しまるで囲む(文章はなるべく書かない)
関連する単語どうしを線で結ぶ
ただし、テーマとは線で結ばない
関係の深い単語どうしはなるべく近くに書く
特に、テーマと線で結ばないことは重要です。
と言うのも、マインドマップ1.0と2.0の違いは、このことしか無いからです。(^^;
テーマと結んでも良いルールにしてしまうと、どうしてもツリー構造になってしまうので、自由な思考が阻害されやすくなります。非常に小さな違いですが、これ以上無いぐらい重要なことの一つです。
マインドマップ2.0単語をつなぐ
あきらめずに描き進める
さて、ここまでくれば後は、繰り返しの作業となります。
思いついた単語を書きとめ、丸で囲み、線でつなぐ・・・。これを繰り返すことで、頭の中身が徐々に紙上に現れます。
不思議なことですが、今までこんがらがって堂々巡りしていた思案が、すっきり筋道立てた解決方法に変わって言ったりします。
ここでのコツは、あきらめずに描き続けることです。
10分から20分も単語を書きとめていくと、何も思い浮かばなくなります。
もう、思いつくことはすべて描きつくして、これ以上は何も出ないと思えるようになりますが、まだ出ます。
そう言う状態になったら、ちょっとペンを置いて「ぼー」っとマップの全体を眺めるようにして見てください。無理やり何かを考える必要はありません。眺めているだけで良いです。
しばらく(3〜5分ぐらい?)眺めていると、再び色々思いつくようになります。うんこと同じで、第二波がやってくるのです。これを僕は「思考のうんこ現象」と呼んでいます。(^^;
しばらくすると、本当に何も思い浮かばなくなり、マップが完成します。
完成したマップは、こんな感じになります。
マインドマップ2.0完成
マップが完成する頃になると、書きとめた単語たちが勝手におしゃべりを始めているはずです。
ごちゃごちゃとしていた頭の中が整理され、まるでもやが晴れるように、色々なアイディアや解説策、結論が思い浮かんでいるのではないかと思います。
僕は、A4のノートを見開きで片側だけ使うようにしているので、アイディアや、文章、図、グラフなどを描きたくなった場合には、見開きの上半分に記入するようにしています。
これで、マインドマップ2.0の説明はおしまいです。
メチャメチャ簡単そうではないですか?
実際、簡単にはじめられて驚くほど効果があると思うので、興味を持った方は、是非試して見てください。