突発的な売り材料に反応したが、下げ渋り感も

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -161.39 @16,976.81, NASDAQ -62.52
@4,363.45)。ウクライナでマレーシア航空機が撃墜され、イスラエル軍地上部隊がパレスチナガザ地区へ侵攻するなど、地政学的リスクが高まったことを嫌気した売りが優勢となった。その結果、ドル売り円買いが進み、円高方向へ為替レートは動いた。これを受けて、本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が289に対して、下落銘柄数は1,427となった。騰落レシオは101.78%。東証1部の売買代金は1兆5943億円。

大幅な米国株安を嫌気してTOPIXも日経平均もギャップダウンして始まり、下ひげを引きながら陽線で終えた。突発的な売り材料に反応したが、下げ渋り感も示した。明日以降の株価は明日以降の株価材料で動く。今日までの株価をどんなに分析しても明日以降の株価を予測できない。たまたま勘で当てることはできるが。

TOPIX
-10 @1,263
日経平均 -155円
@15,216円

33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、倉庫・運輸(1位)、保険(2位)、精密(3位)、ガラス・土石(4位)、証券(5位)となった。


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