日経平均は、日銀総裁会見を控え薄商いの中、先物主導で上げ幅を広げる。
14日の東京株式市場の日経平均は反発。前日比132円78銭高の1万5296円82銭となりました。
前場では、前週末の米株高を好感した買いや、前週の5日続落を受けた自律反発を狙いの買いが先行しました。また、外国為替市場で円相場の円高が一服したことも、買い要因となりました。ただ、手掛かり材料難に加え、明日に予定されている日銀総裁の記者会見を控え様子見ムードが広がり、上げ幅は限定的となりました。
後場寄付きでは、アジア市場が総じて堅調な値動きになっていることが支援材料となったものの、上値では様子見ムードも強く、薄商いとなりました。ただ、その後は日経平均先物9月物への断続的な買いをきっかけに、幅広い銘柄に買いが広がり、上げ幅を拡大する展開となり、東京株式市場は大引けを迎えました。
◆日経平均:1万5296円82銭(前日比+132円78銭)
◆東証1部売買代金:1兆5457億円
◆東証1部出来高:19億2669万株
◆値上り銘柄数:1361銘柄
◆値下り銘柄数:358銘柄
◆変わらず:96銘柄
◆年初来高値銘柄数:119銘柄
◆年初来安値銘柄数:7銘柄