古野電気、上期経常を43%上方修正、通期も増額
15年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比271倍の16.2億円に急拡大した。
併せて、3-8月期(上期)の同利益を従来予想の14億円→20億円(前年同期は13.4億円)に42.9%上方修正し、増益率が4.2%増→48.8%増に拡大する見通しとなった。
上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の25億円→28億円(前期は23.9億円)に12.0%上方修正し、増益率が4.3%増→16.9%増に拡大する見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-2.5%→6.0%に急改善した。
エヌ・ピー・シー、9-5月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・3-5月期も黒字浮上
14年8月期第3四半期累計(13年9月-14年5月)の連結経常損益は2億9400万円の黒字(前年同期は6億0700万円の赤字)に浮上し、
通期計画の3億8200万円に対する進捗率は77.0%に達したものの、5年平均の86.6%を下回った。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-8月期(4Q)の連結経常損益は8800万円の黒字(前年同期は5億6200万円の赤字)に浮上する見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常損益は1億0300万円の黒字(前年同期は2億5200万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-31.3%→3.7%に急改善した。
津田駒工業、今期経常を50%下方修正
14年11月期第2四半期累計(13年12月-14年5月)の連結経常損益は5.7億円の赤字(前年同期は9.5億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の2億円の黒字→1億円の黒字(前期は6億円の赤字)に50.0%下方修正した。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益は前年同期比91.5%増の6.7億円に拡大する見通しとなった。
同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。
直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常損益は4億円の赤字(前年同期は2.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.5%→-4.0%に急悪化した。