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好業績の消費関連が人気 サマンサJPはS高 ABC、タビオも上伸
【7829】サマンサタバサジャパンリミテッドがストップ高(前日比150円高の873円)するなど、好業績の消費関連株の上げが目立った。サマンサJPは9日引け後に2015年2月期の業績予想を大幅に上方修正。売上高を360億円から384億8000万円(前期比22%増)に、営業利益を23億5000万円から31億6000万円(同73%増)に上積みした。バッグやジュエリーの製造販売を手掛ける同社。1年以上も前から商品企画や販促などの増税対策に取り組んだ結果、4月の売上高は前年同月比30%増を達成。2000人超の全スタッフに特別賞与1万円を支給したことが話題に上るなど、以前から好業績期待が高まっていたが、今回明らかになった数字は市場予想を大きく上回った。

そのほかの消費関連企業についても業績好調が確認されている。
【2670】ABCマートと【2668】タビオは9日、15年2月期の第1四半期(1Q、3―5月)決算を発表。ABCマートの営業利益は前年同期比30%増、上期予想に対する進捗(しんちょく)率は69%に達した。国内外で26の新規出店を行ったほか、消費増税前の駆け込み需要の反動減が「スニーカーブームにより非常に限定的だった」ことなどが寄与した。タビオも増税の影響は「次第に和らいできている」とコメント。加えて「家計収入の増加が期待される中、洗練された高付加価値商品の提案が求められている」と現状を分析する。1Q営業利益は前年同期比47%増の4億300万円。会社側は上期を2200万円の赤字と見込んでいた。通期予想は5億3900万円で、1Q時点での進捗率は74%にも達している。
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