金【米経済指標と要人発言に注意!】

10日の東商金日中取引は、9日のNY金相場がドル安・ユーロ高を背景に反発した事に加えて、その後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨を受けて早期利上げ観測が後退し、NY金時間外取引が若干値位置を切り上げている事から、買戻しなどが先行し、中心限月6月限は前日比5円高の4,335円で始まった。その後は、為替相場が小幅な値動きに留まる中、NY金時間外取引が強含んでいる事から、買い優勢の展開が続いた。中心限月6月限は前日比9円高の4,339円で取引を終えた。

本日の東商金夜間取引は、FOMC議事録でメンバー間の利上げのタイミングや方法について足並みが揃っていない事が明らかになったが、先月のFOMC後の米経済指標や今月の雇用統計などを見ると、失業率の改善ペースなどを考慮すると市場が利上げは来年半ば以降と予想している事が、もっと早い段階で実施される可能性がある中、(21:30)米新規失業保険申請件数、(20:00)英BOE政策金利発表やフィッシャー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長講演などに注目する。

夜間取引レンジ   4,303円~4,368円


池末


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