日本列島直撃コースを進む
台風8号は急速に発達中台風8号(5日15時)
台風8号は海水温の非常に高い海上を進みながら、急速に発達しています。
台風を取り巻く積乱雲は密集しており、中心付近には眼も見え始めています。
猛烈な風を伴い沖縄を直撃へ台風8号の予報円今後は更に勢力を強めながら北西に進み、8日(火)頃、非常に強い勢力で沖縄地方を直撃するおそれがあります。
予想される最大瞬間風速は65メートルで、これは車が横転したり、ブロック塀が倒壊したり、また電柱が傾くなど、いわば竜巻の襲来を受けるような烈風とも言えます。
今予想されているような沖縄本島のすぐ西側を通るようなコースを取れば、7月としてはもちろん、年間を通しても記録になるような大変な暴風に見舞われるおそれがあります。
いくら台風銀座(台風に慣れっこ)の沖縄であっても、風に対しては最大級の警戒が必要となるでしょう。
7月としては異例の強さで上陸も沖縄を通過したあと、予報円の真ん中を通ると、10日(木)頃、九州付近に進む予想となっています。気象庁からはこの時点の勢力予想は発表されていませんが、海水温が高いため、それほど衰えることなく、九州付近に到達する可能性があります。
もしそうなれば、7月としては、記録的に強い勢力での本土襲来となるかもしれません