ゆきママさんのブログ

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本日の6月雇用統計の先行指標&展望・予想まとめ

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明日の金曜ロードショーではジブリアニメ「もののけ姫」の放映が予定されていますが、雇用統計は本日の21:30からとなっていますので、ジブリの日』は回避できているのかもしれませんw

実際問題はどうかわかりませんが、とりあえず先行指標や展望についてまとめて行きたいと思います(*´ω`*)

先行指標が好調な今回の雇用統計は… まずは本日の雇用統計について考えていきましょう。今回の値動きや展望などを考える上で、やはり前回の結果に対する市場の反応というのは知っておくべきかと思いますので、最初におさらいを少しやっていきます↓

■21:30 (米)5月雇用統計(雇用者数・失業率)
・非農業部門雇用者数
【予想】+21.5万人
【結果】+21.7万人
・失業率
【予想】6.4%
【結果】6.3%
・民間部門雇用者数
【予想】+21.0万人
【結果】+21.6万人
おおむね予想通りの結果となっています。また、質的評価ポイントの時間当たりの平均労働賃金(平均時給)ついては$24.33(4月)⇒$24.38(5月)となり、こちらも事前予想値の+0.2%アップとなりました。

全体的に概ね改善傾向であり、しかも雇用者数が4ヶ月連続の+20万人超の増加ということで、ほぼ申し分ない結果といったところですが、ドル・円相場としてはあまり盛り上がらず、発表直後に上下した以外は主体的な値動きに欠ける展開でした。

前回発表時のドル・円チャート。結局は102円台での小動きでした。
まぁ少し下げた後にやや堅調な値動きとはなっていますが、自立的な動きというよりは、NYダウの堅調推移に引っ張られたという形でしょうか。早期利上げや、量的緩和縮小の加速といった一段の金融引き締めというほどの強さを感じさせない雇用統計の結果を受けて、株式市場には好感されたようです((φ(・д・。)ホォホォ

う~ん、悪くない結果であることは間違いないのですが、平均時給や労働参加率といった質的な面まで見なければならないので、シンプルさに欠けて市場が盛り上がりにくいような気がします。見るべきところが多すぎて、雇用者数・失業率の堅調な数字もどこかボヤけて見えるのかもしれません。

前回については大体こんなところで、そしてここからはいよいよ今回の展望を考えていきます。そこでまずはいつものように先行指標から見ていきましょう↓

雇用統計の先行指標 比較一覧
経済指標
前回(5月)
今回(6月)
 新規失業保険申請件数(間近4週平均) 
31.0万件
31.5万件
ADP雇用統計
+17.9万人
+28.1万人
ISM製造業景況指数(雇用部門)
52.8
52.8
ISM非製造業景況指数(雇用部門)
52.4
民間部門雇用者数
+21.6万人
+21.5万人(予想)
非農業部門雇用者数
+21.7万人
+21.5万人(予想)
失業率
6.3%
6.3%(予想)
※数字はいずれも速報値。は改善、は悪化を示しています。
先行指標については、1日早まったことで(米)6月ISM非製造業景況指数がまだ発表されていませんが、全体的にはまずまずといったところでしょうか。特にADPについてはかなり強めの結果が出ていますので、期待感としてはそれなりにありそうです。まぁADPの結果にどれだけの相関性があるかは疑問ですが・・・(;´∀`)

これらの情報を総合して考えると、事前予想よりも期待値はやはり高まっていると考えるのが普通なのかなと思います。したがって、市場は既に+23~25万人程度の雇用者数を織り込んでいるのかもしれません。

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-07-03-2
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