日中取引時間は、NY市場高と円安を受けた買戻し先行で始まり、前日比12円高の4341円で寄り付く。その後は、NY時間外の伸び悩みを眺めた手じまい売りなどを交えて売り買い交錯となり、結局前日比5円高の4334円で終了。ドル建ての金は、地政学的リスクが漂う中、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が低金利の継続を改めて示したことから、低金利環境の中でのインフレヘッジとしての評価も高めた。ただ、本日にECB政策金利発表とドラギ総裁会見、6月の米雇用統計の発表を控え、その内容を見極めたいと様子見ムードが強く、上値は限定的な動きとなった。特に、今後の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和スタンスを探る上で、重要な手がかりとなる6月の米雇用統計の発表は注目を集めている。

本日夜間取引時間は、6月の米雇用統計発表(21:30)ほか、ECB定例理事会・ドラギ総裁会見(21:30)、5月の米貿易収支(21:30)、週間失業保険申請件数(21:30)、6月の米ISM非製造業景況指数(23:00)などが予定されている。米雇用統計の非農業部門就業者数に関しては、21~22万人前後の増加と思われるが、前日の米民間部門の雇用者の伸びが大幅に上回ったことから、強めの数字となることもあり得る。発表数字には注視する必要がある。

夜間取引レンジ   4,291円~4,390円



中川


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