うん、そんな感じの記事がここ最近増えているようです(ノ∀`) アチャー 実際、日刊ゲンダイに代表されるようなメジャー誌でも取り上げられており、一体どうなんですかみたいな話もチラホラと・・・w
完全にマユツバ記事ですが、気になる方もいらっしゃるようなので、7月1日のドル崩壊説について少し考えてみたいと思います。
Xデーは7月1日?ドルの崩壊はあるのか!? まずはゲンダイの記事をご紹介。一部ですが引用しました↓
ドル崩壊は近い――。株式市場にそんな怪情報が流れている。
「このところマーケットの話題はW杯一色でしたが、日本代表の1次リーグ敗退が決まり、25日は市場にどんより感が漂った。日経平均も前日比109円安の1万5266円で引けています。ムードが良くない時は、降って湧いたような悪材料が出やすい。それがドル崩壊なのです」(市場関係者)
今のところ為替相場に不穏な動きは出ていない。1ドル=102円台前半から101円台前半と安定しているが、水面下で奇妙な臆測が広がっている。
「米国の長期金利に関する話です。米FRBは出口戦略を進め、NYダウは史上最高値圏にあります。景気も上向いてきた。本来なら長期金利は上昇するはずなのに、なぜか2.5%程度と低いままです。疑問を抱くマーケット関係者は大勢います。そこで出てきたのが、FRBはベルギーの中央銀行を経由して米国債を大量に買っているという仰天情報です。その効果によって低金利が続いているというのです」(株式アナリストの黒岩泰氏)
個人的にはふーんって感じですね( ´_ゝ`)フーン まず、この記事にあるFRBがベルギーの中央銀行を経由して米国債を大量に買っているという話はちょっとナンセンスなような気がします。確かにベルギーは昨年8月辺りから米国債の保有額を大幅に伸ばし、世界3位に浮上するなど急伸したことは事実です。
ただ、これについてはベルギーに本社のある国際清算機関となるユーロクリア社の取引が関係しているとの指摘があります。要は世界各国の国債や証券などを取り扱っている機関ですが、取引相手は主に証券会社や一般銀行といった金融機関となっています((φ(..。)カキカキ
ここでの取引がベルギーの保有額を増やすことになり、またウクライナ問題が発生した当初から中国やロシアが米国債を手放す動きもあったことから、ベルギーでの保有に切り替えたのではないかという見方が強まっています。根拠として、中国・ロシアが減らした保有額が、ほぼベルギーの保有増加分と一致するというのもあります。
ちなみに、なぜ中国やロシアがベルギーで米国債を保有するかといえば、当然のことながら保険でしょう。仮にアメリカと戦争になった場合でも、他国に分散して保有しておくこととで、いざというときに使えるようにしておこうという意図がありそうです。
こういった一連の流れから考えても、FRBが裏で買わせている可能性は低いと思われます。そもそも中・露は保有額を減らしているわけですから、差し引きとしてはプラマイゼロなので、金利低下の説明にもなっていませんしね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー