元祖SHINSHINさんのブログ
「Somethin’ special」
今日は、久しぶりに他界した親父の馴染みな店「カスタム」に出向いた。
以前から、この店を拠点にして、
夜行バスにて毎年、京都の伏見稲荷大社へ赴くのが習慣となっていた。
でも今日は、その店のマスターの、京都にいる弟の話になった。
母親の死を契機にして、音信不通だった兄と弟の連絡が回復したのだった。
過去にこのブログでも書いたのだが、
その弟の住まいの門前まで行って、今も元気でいるという証拠の写真を撮ったのだった。
その弟は、京都で京風建築家をしていたのだが、
小説を書くのを趣味にしていた。
オイラの初めて書いた日経新聞への投稿小説を、後日読んでいた「カスタム」の夫婦は、
揃って言うのだった。
「shinちゃんの書く文章って、弟のにとてもそっくりだわ」
そういうわけで、かなりな親近感をその弟に抱いていた。
今日は、さらに新たな事実に驚愕したのであった。
「実はね、なんとなく言いそびれていたのだけど、その弟ってね、
shinちゃんと同じ鎌倉学園卒なんだよね」
ちょいとばかし、オイラ戦いたのであった。
あまりの偶然ったら、偶然すぎる。
「なんだかそんなことが怖くって、今まで言えなかったんだけど。
shinちゃんてね、不幸なことがあってもなんだか神懸かったところがあるじゃない。
ゴッドファーザーみたいな復讐劇とか、黒澤映画の椿三十郎みたいなところが。
映画でもないのに、 ホントに結果としてそんなことが起こったりしてさ。
だから、ちょっと怖いんだよね、あなたって」
そう、オイラの物語は、何かが特別なのだった。
https://www.youtube.com/watch?v=k5pOAINZNwg
★「Somethin’ special」
Patti Austin / Quincy Jones