何をいつ買おうか迷った時、一番単純に考えて年初来高値を、未だ更新していない出遅れ株を狙えばいいのだ。
何せ、世界の先進国と新興国(中国を除く)市場は今後急速に回復していく見通しだ。
昨年12月に付けた日経平均株価の最高値は、必ず更新していく勢いのリスクオン市場だ。
その油断が危険だと、躊躇していたら一生株式で一山当てる事など出来ない。
それが証拠に、本日の6/20単純に少しの利益確定に走った投資家は、月曜の天張付き相場で又もや高値をつかまされる事でしょう。
少しの我慢が、大きな利益を生む。
あれだけ海外投資家が4週続けて日本株を買い越していると喧伝しているにもかかわらず、虎の子を売り飛ばす貧乏性は死んでも治るまい。
無理して信用限度いっぱいまで買いすぎて下がった分、保証金が足りず追い証が発生した人は、泣く泣く持株を処分するのであるから、次のチャンスにかければいい。くよくよする必要はない。
きっといい教訓になる。
用は、これからの世界と日本の市場動向を正確に予測して当てていけるかが重要だ。
少なくとも日本に住む限り、デフレが終焉していることに早く気づくことだ。
全ての材料が値上がりして一時的に給与所得が減収になる為、
今までだらだらとしていた仕事を見直して、必死に考えて行動しだすのだ。
すると生産性が向上して高収益体質がよみがえって来る。
人は怠けていても生活が困らないと知ると、必死になって働かない代わりに、節約に集中しようとする。すると、よく言う合成の誤謬に陥る。
これがデフレの最大の原因だ。
世界では人口爆発が時間の問題で、化石燃料費、食料費、医療費は高騰する一方だ。
日本は人口減少で、衣食住が保障されているように勘違いしているようだが、そんな甘い考えは捨てた方がいい。
世界は確実にインフレーションを起こすのだ。
インフレーションとは、今有る貨幣価値が明日には減損する常識のことだ。
古今東西、経済の成長と人類の進化はインフレーションで成り立っている。
人類が膨張し、有限な鉱物資源を消費している限り、この常識を覆す事は出来ない。
くどくど持論をたれたが、
要するに今年後半から、日本もやっと常識的なインフレ政策に舵を切り出したことで、緩やかに時には急速に経済が成長軌道に乗っていくしかないのである。
これを踏まえて、6月底値説を唱えるのは理にかなっている。
よって、タイトル通りまだ年初来高値を更新していない優良と思われる企業の買い付けを早急に実施すべきと思うのです。
そして、一旦買い付けた虎の子は多少利確で下がっても、目を瞑って我慢して将来の大輪を夢想すべきなのです。