FRBは、量的緩和策に伴う資産購入規模を100億ドル縮小するとともに、金利政策については現行の実質ゼロ金利を維持した。ただ、経済見通しに関しては、長期見通しを引き下げた半面、2015年末予想は引き上げた。事実上のゼロ金利は量的緩和終了後も相当の間維持し、雇用や物価が目標近くまで改善しても低金利にとどめるとの指針を改めて表明した。大方の市場予想の範囲ではあり、特段の材料とは捉えられなかった。注目イベントであったFOMCを過ぎたが、依然方向感を模索する取引展開が続きそうである。
本日夜間取引時間は、米週間失業保険申請件数(21:30)、6月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(23:00)、5月の米景気先行指数(23:00)などが予定されている。NY市場では、FOMC声明に対し改めて評価をする可能性があるため、十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,167円~4,217円
中川
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