昨夜発表された『米・消費者物価指数(コア)』は、前月比0.3%(予想:0.2%)、前年比2.0%(予想:1.9%)とポジティブな結果となったことから堅調なアメリカの景気が意識されドル買い優勢となりました。
米国株も前日比プラス圏内で取引を終え、ドル円も102円で下値を固めたように見えますね。この流れを受けた東京市場も日経平均は前日比+139円と続伸しています。
そして、今夜(27時)はいよいよ『FOMC(連邦公開市場委員会)』の政策金利発表とイエレン議長の記者会見が予定されています。
「期待が高まる中…」と言いたいところですが、正直、今回に関しては盛り上がりに欠ける展開となっています。まず、今回も「100億ドルの資産買い入れ規模の縮小」が既定路線でこちらは織り込み済みとみたほうが賢明ですね。
あと、イエレン議長の発言ですが春先に「資産買い入れ終了後、半年後にも利上げに踏み切る」との発言(通称、半年発言)で市場が混乱して以降、調整一色になっています。さらに言葉を選んでいるように思えますから今回の記者会見も『ノーサプライズ(無風)』との見方が強まっています。
如いていえば、今回からFOMCのメンバーが増える点と昨夜発表された米消費者物価指数(CPI)の影響です。まずメンバーは、フィッシャー副議長・ブレイナード理事・・・
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