日経情報

ヒロろんさん
17日の東京株式市場の日経平均は反発。前日比42円68銭高となる1万4975円97銭で本日の取引を終えました。

前日に先物主導で下落した反動から買い戻しが先行。米国株が小幅ながら続伸したことや為替相場の落ち着きなども支えとなりました。

日経平均は6月5日以降、日替わりで上昇と下落を繰り返し、方向感のない動きとなっております。足元ではイラク情勢の緊迫化とそれに伴う原油高が引き続き相場の重し。17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見姿勢が広がりやすく、上値を買い上がる勢いは乏しいとみられております。

2月以降のレンジを上抜けるほどのエネルギーが見受けられない一方、年初来高値更新の銘柄は多い。
海外勢は日本株全体を買い上がるのではなく、株主還元に前向きな企業を中心に個別株物色の姿勢と推察されます。

後場入りの日経平均は1万5000円付近で小動き。為替と連動した小口の先物売買で上下に振れている程度となり、国内の材料には出尽くし感も。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待で様子見姿勢が強く伺えました。

その後も上値が重い展開が続きましたが、GPIFの運用見直しなど政策期待が下値不安を後退させており、株価は動きにくい状態。ただ、新興市場の一部銘柄では売買が活況で、個人の投資意欲は旺盛なレベルに保たれていると推察されます。

◆日経平均:1万4975円97銭(前日比+42円68銭)
◆東証1部売買代金:1兆7575億円
◆東証1部出来高:16億7982万株

◆値上り銘柄数:1219銘柄
◆値下り銘柄数:488銘柄
◆変わらず:107銘柄

◆年初来高値銘柄数:189銘柄
◆年初来安値銘柄数:4銘柄

◆TOPIX:1,238.20ポイント(同+3.52ポイント)
◆JASDAQ平均:2,153.26円(同+6.18円)
◆マザーズ指数:911.38ポイント(同+16.73ポイント)
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