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6月13日の日銀・金融政策発表と黒田総裁記者会見のポイント
ゆきママさん
投稿:2014/6/13 01:44
もう少しでワールドカップ開幕ですね(*´ω｀*) 4年に1度のお祭りですから、しっかり楽しみたいもの・・・午前5時から開幕戦ですから、もう6時間ぐらいでしょうか。ちなみに金融市場から見たワールドカップという記事に、ゴールドマンサックスの予想などを簡単にまとめていますので、興味のある方はどうぞです。
それから明日は、日銀・金融政策決定会合結果公表が予定されていますので、ここからは展望やポイントなどについてまとめていきますのでどうぞよろしくお願いします。
日程の確認と前回のおさらい(*｀･ω･)ゞｶｸﾆﾝﾖｼ! まず、日程についてはいつもの通りで以下のようになっています↓
10:00～15:00 日本銀行金融政策決定会合結果公表
15:30～ 日銀・黒田新総裁会見
会合が終わり次第公表というスタイルになっているので、正確な時間は決まっていません。ただ、大体の場合は正午前後に日銀HP上で発表されます。また、何らかの重要な決定事項がある場合は、午後にずれ込むことが多いので、発表が遅いときは少し警戒した方が良いかもしれません。
それから前回はどうだったかというと、基本的に現状維持で事前の予想通りの内容となっており、サプライズはありませんでした。ただ、黒田総裁の記者会見開始のタイミングを狙った売りが出て、相場はストップロスを巻き込みながら大きく下落して101円を割り込むというまさかの値動きとなりました。
詳しくは以下にまとめてありますので、興味のある方はぜひぜひご覧いただければと思います↓
まぁこういった仕掛け的な値動きもあるというのを覚えておきたいですね。何らかの指標を狙った作為的な動きというのはたまに起こりますので・・・(； ･`д･´)
やはり注目は黒田総裁記者会見、緩和示唆は… そして明日は日銀から当面の金融政策について発表されるわけですが、現状維持が織り込まれていますし、実際問題としてサプライズはなさそうです。したがって基本的には無風通過で終わることでしょう。
そうなってくると、当然のことながら注目は前回同様に黒田・日銀総裁による定例記者会見となります。黒田っちとしては現状に満足といった姿勢がアリアリといった感じですが、市場としてはわずかながらまだ7月の追加緩和期待が残っている状態ですので、今回も追加緩和に関する示唆があるかどうかはポイントとなるでしょう。
すでに7月どころか年内にあるかどうかすら怪しいという見方も固まりつつありますが、やはりちょっとは「7月にあればいいな～」的なモノが残っていますので、追加の緩和策について全く否定的なドSな黒田っち状態になるようであれば、上げ渋るか少し下げそうです(ﾉ∀`) ｱﾁｬｰ
う～ん、異次元緩和については順調といえば順調ですからね。増税後に下ブレると言われていたものの、物価上昇もまずまず堅調ですし、今のところは取り立てて動く必要が見当たらないというのが現状です。
なので、サプライズは無さそうですが、少し気になる情報もありました。それは一部報道で日銀関係者が、出口戦略を開始してからも長期金利の急騰を避けるために、国債の大量買入れを継続すると検討しているとのことです。もう異次元緩和の終了かよっていう話なのですが、開始後も国債の買い入れを行うということですから、緩和的な政策がしばらく続くことは間違い無さそうです。
これについてはまだどうこう言えるような段階ではないので、明日の会見で話に出てきたとしても相場に対する影響はそれほどないと思われますが、念のため頭の片隅には入れておきたい話題ではあります((φ(･д･｡)ﾎｫﾎｫ
大体こんなところでしょうか。なんといっても追加緩和に関する発言に注目が集まるわけですが、とにかくあまり否定的な見解を示さないことだけは祈りたいですね( ´ﾟдﾟ)(ﾟдﾟ｀ )ﾈｰ とりあえず7月は無理でも、年内にありそうな臭いがちょっとだけでもあれば御の字でしょうか・・・。
てなわけで、まず買い材料にならないでしょう。もちろんサプライズなどがあれば別ですが、ほぼ期待できそうにありません。したがって、下げる動きを本命にしつつ値動きに注目しておきたいところでしょう。
また、明日もNIKKEI Channelで日銀総裁会見の模様をライブ配信（ユーストリーム）するとのことでしたので、トレードする際はぜひ見ておきたいところです。本邦初で大きな値動きのきっかけになる数少ない材料ですので、時間がある方は参加すると面白いかもしれません(ﾉ´∀｀*)
ここからはこれまでのドル・円相場について振り返っていきましょう。今日の東京市場は、1ドル＝101.90～102.10円台で相変わらずレンジ内での小動きとなりました。日経平均の動きに合わせて細かく上下する程度で、上値の重い展開は継続中。
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