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かねてより利上げ継続が見込まれていたニュージーランドですが、12日に大方の予想通り0.25%の利上げを決定しました。
以前の記事でも書いたようにニュージーランドでは、3年前のクライストチャーチで起きた地震をきっかけにインフレが加速しており、これを抑えるために継続的に利上げを行っています。さらに中銀総裁が為替介入をちらつかせるとともに継続的な利上げによってニュージーランド高を抑制する発言を行うなど、金融政策としては明確なポジションをとっています。
ニュージーランドは当面金融引き締めを続ける可能性が高く、為替介入によって上値に限界はあるものの、ニュージーランドドルも高い水準が維持されそうです。一方で、ニュージーランドドル建て個人向け社債の発行条件は、徐々に切り上がっていくかもしれません。
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NZ中銀:0.25ポイント利上げ、今年3回目-追加引き締め示唆
ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は12日、今年3回目となる利上げを決め、追加引き締めの可能性を示唆した。同国では地震で被災したクライストチャーチの復興や商品相場上昇で経済成長が押し上げられている。決定を受け、外国為替市場でNZドルは上昇している。
NZ中銀は政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レート を0.25ポイント引き上げ、3.25%とした。ウィーラー総裁は「インフレ期待の抑制持続と、金利のより中立的な水準への回帰が重要だ」との声明を発表した。同中銀は90日物銀行手形金利の見通しをおおむね変更しなかった。これは年内にあと2回の利上げを実施する可能性を示唆している。同手形金利の見通しはオフィシャル・キャッシュ・レートの方向性の指針とみられている。
コモンウェルス銀行の金利戦略ディレクター、ジャロッド・カー氏(シドニー在勤)は「中銀の声明には利上げ休止を示唆するものがなかった」と指摘。「7月の追加利上げは70%確実だと思える」と述べた。
この日の利上げ決定後、NZドルは米ドルに対して一時、1NZドル=0.8627米ドルと、5月20日以来の高値を付けた。ウェリントン時間午前9時44分(日本時間同6時44分)現在は前日比0.7%高の0.8612米ドルで取引されている。
ブルームバーグ・ニュースが先週実施した調査ではエコノミスト15人中13人が今回の利上げを予想。2人が据え置きとみていた。
(ブルームバーグ, 2014/6/12)