昨日のおさらい

ヒロろんさん
9日の東京市場は反発。
米雇用統計が想定線の結果となった米国市場では、ダウ平均が史上最高値を更新。
この流れを受けて寄り付きは買いが先行となった。
その後は手掛かり材料に乏しいこともあり、次第に上げ幅を縮小。
ただ、アジア株が堅調に推移したことや5月の消費動向調査で消費者態度指数が改善したことを受けて、指数は底堅い動きを見せた。
個別ではシンガポールにソフト子会社を設立したことを材料視された【3853】インフォテリアやiPhone向けゲームアプリ「うた☆プリアイランド」の事前登録者数が5万人を突破を好感した【2706】ブロッコリーなどが大幅高となった。

売買代金上位はエイチーム、ソフトバンク、ガンホー、三菱UFJ、トヨタなど。
業種別では、値上がりは倉庫・運輸、空運、不動産、その他製品、海運など。
値下がりは鉄鋼、電気・ガス、パルプ・紙、銀行、精密機器などが上位に並んだ。
東証1部の出来高は17億2738万株、同売買代金は1兆5672億円で5月26日以来となる1兆5000億円台にとどまった。
騰落銘柄数は値上がり922銘柄、値下がり708銘柄、変わらず181銘柄。

日経平均はGPIF改革や法人減税への思惑が支援材料となり底堅い動きは見せてはいるが、ここから更に上昇となるにはもう一段の材料が必要な状況。
今週の日銀会合、オプションSQ後に1万5200円をしっかり抜けてくるようであれば上昇トレンド継続。
特段の材料が出ないようであれば引き続き1万5000円~1万5150円のボックス相場継続。
外部要因次第では1万4800円辺りまで押してくる場面も想定しておいたほうがいいとの話。
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