相場については全体的に堅調な1週間となり、株高や米長期金利(10年債利回り)の上昇といった要因に素直に反応してジリジリと上値を伸ばす展開でした。多少は上昇への期待というのも見えてきそうな状況ではありますが、来週は少し材料不足といった感じもあります。
そんな中でも材料となりそうなのは、まずはウクライナ情勢や日銀の金融政策決定会合、さらには安部政権の新成長戦略などでしょうかね。いずれもドル・円にそれほど影響があるかといえば微妙ではありますが、まずはこの辺を見ながらといったところでしょう。
まぁ米10年債利回りを睨んだ展開が続いていたので、来週も上昇してくるようであれば103円台を試すことになりそうですが・・・(。-`ω´-)ンー
6月2日~6月6日の週。ドル円相場は1ドル=101.75~102.79円
今週の総括:2大イベント通過も思ったほどの値動きなし
2日の東京市場は、1ドル=101.80~102.00円台で小じっかりとした値動きだった。前週末の海外市場での株高から日経平均も大幅高でスタートし、それに合わせる形でドル・円も102円台に乗せた。ただ、5月中盤以降の高値となっていた102.00~102.10円近辺を抜け切れず、株価も一息いれたことでドル・円もやや反落して取引を終えた。前週末に発表された中国製造業PMIが予想を上回ったことも影響した模様。
海外市場では…