リバランスの話

十倍返しさん
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株式投資をしている場合、儲けがでた時、あるいは損をした時でもその株式を売却し資金を得ることがでる。そして次の投資に向かう。だいたいにおいて、次に買う銘柄は売却した銘柄より割安と感じる銘柄か、人気化してる銘柄に乗り換えることが多いと思われる。これがいわいる全額リバランスと言うものである。つまり銘柄の入れ替えである。通常、今まで持っていた銘柄より、もう少し効率的に資金が稼げる、つまり期間収益が向上するであろうという前提で銘柄入れ替えをする訳である。


単位株しか持っていない場合はすべて売ることになってしまうが、そうでない場合にはほかの銘柄と等金額になるようにとか、ある比率になるように組入れ株数を調整する。この微調整をリバランスと言う。ある期間組入れ銘柄を固定して、リバランス方法を工夫すると利益を積み上げることができる。


例えば、日経平均組入れ銘柄だけを使って、ポートフォリオを作り、定期的にリバランスするか、あるいは不定期だが、ある条件に達した時リバランスをするといった具合である。システム運用の中に組み込まれたリバランスは人の感情が入り込む余地はない。だから素直に執行できる。ただ、自分で作ったシステムに信頼がおけなければやらない方が良いということだ。そんな人はいないと思うが。。。




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