運用コンセプト設定、運用期間設定、運用資金額設定、銘柄選定、リバランス方法設定、パフォーマンス評価方式設定等の作業が完了すれば、プログラムを書き、市場に参加していく。パソコンに作業をさせれば、あとは結果をみるだけ。
プログラムを作ったらすぐ運用開始したいところだが、いきなりやって失敗すると元も子もない。それゆえ、試用期間を設けて模擬運用を実施する。そこで発見したバグ等はとり除き本番スタートの運びとなる。これが一般的なシステム運用の流れだ。
このシステム運用で使う銘柄選定とリバランス方法が心臓部分だ。一般的には、組入可能銘柄群を用意し、その中から選択する方法をとる。またリバランスには定率リバランス、変率リバランス等々方式があるが、これらは運用コンセプトによる。
市販されているようなものはカスタマイズできたとしても使用しないほうがよい。期間を問わず必ず儲かるシステムなどある訳ないから。自分でパラメータを調節できるシステムを構築したほうが安心できるというものだ。
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