人間の労働効率は中間労働で最大化し、過剰や過小では低下していくのに、そこを間違えている。
過剰労働では却って効率低下、ミス頻発になるのです。
加えて、低賃金のバイト労働者は職人技の熟練労働者と違い、最大効率になる労働強度が低い。
だから、バイト労働者の労働強化は効率化でも生産性向上でもなく、その逆になりがち
ゆえに、効率向上けしからん、生産性向上は悪、という論旨で鍋の乱を批判するのはお馬鹿です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鍋の乱で分かるのは、景気の回復と、労組の不要化(労組費不要)と、経営者の選別化
景気回復で労働需給がひっ迫して(すでに有効求人倍率は1超え)、鍋の乱のようなことが起きやすくなっている。 労働者側が職場選別をするようになってきている。
また、鍋の乱が労組不在のすき家でSNS経由で起きたように、労組不在でも経営者と対峙できるようになってきた。
労組費など「余計なコストを払わず」に、労組活動など「余計な活動を強いられず」に、「迅速に」、経営側と対峙できるようになったきた。
これは労組活動家の失職と左翼政党の資金不足につながっていくであろう。
彼らはSNSで左翼活動の啓蒙をするようになるだろうか?
否、それでは資金が入らない。
SNS潰しをするか、SNSで労組加入啓蒙をはかるであろう。。。ま、労組に入るやつは増えないでしょうけど(入ってもお金と労力の無駄だから)。
労組不要化ということは、無能経営者にとっては厳しい事態でもある。
労組は会社がつぶれては労組費収入喪失になるので、無能経営者を支え、(会社がつぶれない程度に)実質、リストラを支援する動きをしてきたからである。
労組不要化ならば、労組というクッションなく、無能経営者は直接、SNSでつながった従業員と対峙せざるを得なくなる。
真の効率化、生産性向上で会社の発展をさせない経営者は、従業員に突き上げられやすい、もしくは去られやすい時代になってくるかも、、
これは株主利益にも合致します。 正しく効率的な経営は、株主・経営者・従業員全ての利益になるからです。
SNSは無能経営者の労働強化もしくは退陣につながるツールになりうる。。。