4日の東京市場は3日続伸。
欧米市場は小幅安となったが、円安基調を背景に寄り付きは買い先行で推移した。
ただ、為替水準以外のカタリストに乏しく、日経平均は早い段階で下げに転じ、その後は前日終値を挟んでもみ合いに終始した。
一時は心理的節目である15000円を割り込む場面もあったが、下値では押し目買いが入り、大引けにかけて反転し高値引けとなった。
売買代金上位はソフトバンク、ミクシィ、クルーズ、ガンホー、アイフルなど。
業種別では、値上がりは保険、鉄鋼、その他金融、通信、空運など。
値下がりはパルプ・紙、不動産、非鉄金属、精密機器、電気・ガスなどが上位に並んだ。
東証１部の出来高は２０億９８６０万株、売買代金は１兆９３６５億円。
騰落銘柄数は値上がり９７４銘柄、値下がり６５６銘柄、変わらず１８１銘柄。
本日はLINEが日米で秋に上場する見通しと報じられ、【2489】アドウェイズ、【3622】ネットイヤー、【3678】メディアドゥ、【3627】ネオス、【3662】エイチームなど関連銘柄が軒並み急騰する流れ。
全体的な買い戻しも一巡、日経平均の上値の重いことからも、ここからは選別物色が強まる可能性が高い。
狙いとしては本日好調だったLINE関連、そして連日賑わっているゲーム関連銘柄の中から中心に狙っていくのが無難なとこだろう。
また、個別人気どころの中小型株【6871】日本マイクロニクス、【9424】日本通信なども要監視。
