ミクシイの60万株のショートアカウントを担ぎあげたのは誰あろう、この弱気根性の沁みついた極東の小国の個人投資家だという事実は、歴史的快挙と言っていい。欧米人(ケトウ)にいいようにやられていたマーケットの雰囲気をいっぺんに変え、ヘッジファンドの逆一方通行を促した功績は大きい。これはエポックだ。マークファーバーが昨日の記事でヘッジファンドのトラックレコードの20%ダウンを告白していたが、ここから彼らが儲けるのは日本市場へのポーションアップしかない。と、いうのも米国株はここからはリスクだし、欧州は割高感がある。さりとて政権代わりのインドかといえばマーケットが小さすぎる。どうしたって、日本だろう。個人は買い方の回転がきいてきたし、年金やGPIFの話題もある日本がこの月末に第三の矢を放つとなればそりゃあドドッと来ると読むのが自然だろう。
先月半ばの14000割れが相当こたえたのか、我が国の株式関係者のネガティブ発言が溢れているのが、何よりこれからの騰勢を約束している。ナンタラ線がナンタラ雲の上だか下だかでコチョコチョやってては、儲けは少ないし損は限りない、の繰り返しだろう。
というオイラはソフトバンクがやっとこさ買値平均にきたところ。大きなことはいえないけど、ニッポンの個人の存在感、期待感が嬉しくって「また余計なこと」を書いちゃったようだ。お赦しください。