ニッパチの星さんのブログ

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専門家の過信懸念と最も有効な抑止力アップのアイデア

福島原発事故は、専門家を信頼し、安全神話の元に、事故が発生しました。一部の方々が懸念事項を指摘したり海外からの懸念情報があったにも関わらず、専門家と電気事業者の主導で充分な議論がなされずに、目先の利益優先の考えから懸念事項を無視したからだと思います。(尚、私は福島原発事故の反省から、今後は危急時を想定した設備の配慮と操作訓練等を充分に行う為、同様の事故が発生することは有りえないと考えますので、原発の再稼働には賛成です。)

 
現在集団的自衛権の行使容認について議論されていますが、最も重要なことは、政治家や専門家と称される方々の意見を鵜呑みにするのではなく全国民が知恵を出し最善の方向に持っていくことだと思います。私の考えは、対立国を意識して現状変更する集団的自衛権の行使容認には反対で、個別的自衛権で、「日本又はアメリカが相手側の先制攻撃により、領海・領土内で攻撃を受けた場合」に限定してアメリカと一緒に戦う。 とした方が良いと考えます。(詳細は前回及び前々回の日記参照) 木曜、金曜に国会で議論が行われましたが、残念なことに、最も重要なリスクに関しては議論が深まりませんでした。リスクをオープンにすることのデメリットを考慮してのことかもしれませんが、今後、マスコミや有識者によるリスクの開示や与党協議では充分に議論し良い結論を出して頂きたいと思います。

 
政府は集団的自衛権の行使容認で抑止力が高まると想定されているようですが、ケースバイケースで一概に言えないと思います。歴史や実体験等から対立した場合話し合いで妥協点を見つけるか強力な中立の仲裁者が出ない限り、対立がエスカレートし、政府の意思に反し一部に暴走するものが出てきて、政府も引くことが出来なくなり戦争に至る可能性が高いということです。集団的自衛権よりも優先させるべきことは外交努力と、日米の安全保障の強固だと思います。国家間で対立が深まれば、近代化した現在では武力を使用しなくても、相手国に強力な打撃を与える方法はいくらでもあります。とにかく敵を作らないことが重要で共存共栄精神を持つべきだと思います。

さらに有効な抑止力のアイデアですが、暴力やいじめ・体罰等の再発防止と抑止には、証拠になる映像の公開が最も有効です。近隣国との対立の場合は、問題が大きくなる前に、リアルタイムでその場の映像等を世界に向け発信すれば、余程の正当性が無い限りは衝突や攻撃を思いとどまる可能性が高いものと考えます。現状でも恐らく相当のレベルまで可能になっていると思いますが、衛星等を利用した最先端技術を活用し、研究開発を進め、抑止力を高めてもらいたいと思います。これらの(武器を除いた防犯)技術を世界中に広めれば全ての犯罪、テロ、武力衝突、デモの暴徒化等は大幅に減少するものと考えられ、日本が尊敬される国になり、ビジネスチャンスにもなり成長戦略としても期待できると考えます。

追伸(一部削除以外は前回と同一)
 
今後の日本株価が短期的にはどうなるか全く解りませんが、中長期的には異次元の金融緩和の影響でほぼ確実にTOPIXは1500程度まで上昇するものと思われます。但し、外交、国内政治、外部環境の変化等により、大きく変動する可能性があると考えます。従って、割安と考えられるものの押し目をコツコツと買いたいと思います。但し何があるか解らないので、信用余力が100%を割った場合は、慎重に投資を行うことが無駄な損切りを抑えるのに有効だと考えます。信用需給のトレンドは2005年と近似しておりましたが、東京オリンピック決定で変化が見られ、0-3ヶ月とばしのようになる可能性があると予想します。最悪、昨年の6月7日TOPIX=1033近くまで低下する可能性は有りえますが、それ以上の下落は政府や日銀が何としても阻止するものと考えます。


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