昨夜のNYダウは前日比-167.16ドル安の16,446.81ドルと大きく値を下げました。まず、その株価の下落の1つの要因として、カリスマヘッジファンド・マネージャーの一言が影響したという話もあります。
そのカリスマとは、年収5,000億円を稼いだこともあるデビット・テッパーで、ちなみに昨年は35億ドルの報酬を得ており、最も高給なファンドマネージャー第1位に選ばれています( *′ω`p)q.゚+。ノヽ゚チノヽ゚チ。
1/1,000で良いからくれよ!ヽ(`Д´)ノクレヨ って感じですが、同氏が「ショート(売り)をすべきというほどではないが、極端にロング(買い)に傾けるべきではない」という発言をしたことが、下落の引き金となったという指摘があります。
それほど問題になるような発言ではないというか、単なる中立的な見方を示したに過ぎないわけですが、元々は超強気で知られているだけに、マーケットはこの発言を重く受け止めたのではないかという話です。ちなみにこの発言の背景として、アメリカ経済の回復の鈍さからデフレの懸念があるとしています。
というわけで、昨日の株価の下落の理由の1つということで取り上げてみました(∀`*ゞ) まぁここまで連日の上昇が続いていたので、利益確定もしたいでしょうし反落するのは当たり前という気もしますけどね・・・。
そしてもう1つは完全に謎というか、今週に入ってから米長期金利(10年債利回り)が下落しまくっています・・・ヾ(・_・;)サガリスギデハ… 昨夜は一時2.5%を割り込むなど、年初の3.0%から大きく低下していますが、特に要因が見当たらないことが大きなミステリーとなっています。
今のところアメリカの経済指標も目立って悪いというものは無いですし、むしろ全体的には強めの結果が続いています。また、金融政策についても順調にテーパリングが進んでいますし、利上げも2015年中には行われる可能性が非常に高いです。
したがって、一本調子とはいかないまでも方向としては上昇していてしかるべきなのですが、なかなか上がっていかないんですよね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
一応はウクライナ情勢の不安定さから、逃避先として米国債が買われているのではといった指摘もあるのですが、年初から下がり続けていますし、イマイチはしっくりこない理由付けといった感じがします。
う~ん、量的緩和の縮小が続き雇用統計も大きく改善はしているのですが、この異常現象が続く限り、円高・株安という流れは続きそうです。どこかで潮目に変化があれば良いんですけどね。
なんといっても米長期金利はドル・円相場と特に相関が強いため、今後もかなり気をつけて見ていく必要があります。トレードする際はしっかり確認しておきましょう。
ここからはいつものように昨日今日のドル・円相場について。昨日の海外市場は、1ドル=101.30~102.10円台で大きく値を下げました。欧州序盤は比較的強めの動きで上昇して高値をつけたものの、欧州株価や米長期金利の下落とともに再び101円台に。