彼らはエコ好きなんだから高い電気料金でも喜んで払うと思う。
そのお金の多くはエコ事業経由で韓国・ハンファのような海外企業に流れるんだろうけど、反原発層と韓流好きの層は重なるから、その点からも高い電気料金を喜んで払うに違いない。
逆にエコは未だ時期尚早と思うヒトには、全て原発を使うと見なして割安な電気料金にしてあげれば良い。
こうすれば、エコ希望者が多いほど、電力会社に沢山の電気料金が入り、エコ転換が進むことになるでしょう。
まあ、実際にはそういうヒトはあまりいないでしょうけどね。
原発反対なヒトは、原発反対と言いつつ割安電気料金を求める支離滅裂で、わがままなヒトが多いだろうから(--;
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原発廃止は、エコ技術が進化し、かつ世界人口減を進められる200年後の話し。
なぜなら、エコ技術が進化しても70億超の世界人口で豊かに暮らし続けるのは困難だから(エコ技術の効率は植物の光合成を大きく上回ることはないので必然的にそうなる)。
エコ技術が進化しても、原発廃止には人口減が必要になり、それは平和持続ならば200年がかりの作業なのです。 人口減少が大規模戦争で進むならば、エコ技術の進化などありえないし、、。
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人類にとって大きな脅威になるのは温暖化でなく、気象の寒冷化。
気象の寒冷化が進んだ場合、作物生産は激減するので一層の人口減が必要になる。 エコエネルギー源が縮小するうえ、エネルギー需要が増大するので、原発廃止も一層、困難になる。
現在、太陽の活動は縮小期に入りつつある可能性が高い。
いかに温室ガスが増えようと、熱源たる太陽活動が低下すれば気象は寒冷化する。 温暖な時代は終わり小氷期の到来となる。 小氷期到来のリスクも低くはないのです。
小氷期到来ならば、それまでの人口減に失敗すれば、世界規模の紛争リスクは増大するでしょう。
しかも、原発廃止も困難になるので、紛争の被害は大規模化する。
これは文明後退のファットテールシナリオです
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温暖化問題で根拠にされるのはシミュレーションである。
しかし、シミュレーションは現実ではない。 あくまで、仮想的なものにすぎない。 その精度は、そこに入れるデータとモデル(仮想原理)に左右される。 だから、シミュレーションの精度は、観測データの精度を超えない。
また、モデルは実際の現象が分かってないなかで仮想的に構築されるもので、実際の現象とは一致するとは限らないうえ、研究者により様々であり、このあやふやなモデル次第でシミュレーションの結果は大きく変わってしまう。 シミュレーションの精度は高くないし、長期シミュレーションならば尚更そうなる。
ゆえに、シミュレーションの結果以上に(はるかに)重要なのは時系列的な観測データがどうなってるかである。
大事なのは良質な時系列観測データの長期分析(そこまでを政策、研究資金投下の判断基準にしたほうが良く、そこからの(モデル(仮想原理)で導き出す)シミュレーションは参考程度に留めるべき)。
温暖化問題に関して言えば、太陽活動の変化は最も見過ごせない重要な事象である。
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特定の(予算獲得に都合が良い?)長期シミュレーションだけで温暖化を断じ、そこに資金を大量投入するのは愚か。
科学者が研究費を分捕るために、風呂敷を広げることは良くあるんです(地震予知、核燃料サイクル、固体燃料ロケットなど。メタンハイドレートもたぶんそうなる)。
マスコミも役所も政治家も安易に乗せられないほうが良い。 マスコミが安易に乗せられるから、予算分捕りが容易になり、そうなるから風呂敷を広げるヒトが増えたり、大風呂敷になる図式がある(国民益にマイナスです)。
研究管理で重要なのは、研究者に自分たちが分かるレベルで説明させること、彼らに分かるまで掘り下げて聞くこと(分からないこと、難解なことを凄いことと誤解しないこと。それではケムに巻かれるだけ。 本質を理解してる研究者ならば分かりやすく説明できるはずなのです、、)。
「誰が」言ってるかでなく、「何を」言ってるかで判断すること(”権威”の言うことだからと鵜呑みにしないこと。 言ってる内容の合理性を判断基準にすること)
そして、研究課題にかかる費用と得られる効果(利益)を明確化させること。
日本では官民問わずこの点が曖昧なので(民間のヒト型ロボット研究などその最たるもの)、米国と比べ研究効率が悪い。
基礎研究(ハイリスク・ハイリターン)は大事ですが、応用研究(ローリスク・ローリターン)への出口益を明確にすべきだし、それがなければ、出版・講演・授業料・寄付金など自分たちで稼げる範囲の予算にとどめるべきなんです。
研究予算の元手は税金・企業資産など他人の稼ぎなのですから、それに報いるのは、研究者であれ、社会人として当然なのです(--;