「新52週間高値」銘柄が示すもの

株育男さん
株育男さん
私の使っているマネックス証券では、
新52週間高値をつけた銘柄を一覧できます。
(「投資情報」→「株式ランキング」→「新52週間高値」)

52週とは「過去1年間」とほぼ同じです。
その日の株価が過去1年間の中で最高値をつけた銘柄ですから、
過去1年間に買いで参戦した人全員が含み益というイケテル銘柄ってわけです。

最近、ダウの高値更新に比べて日経平均が冴えない動きのため、
日本株全体が売られているかのように感じてしまいますが、
たとえば先週金曜日(9日)の新52週間高値をつけた銘柄は何と38銘柄もあります。
このところ数日のうちに新高値をつけた主な銘柄をあげると…

日本無線、清水建設、住友金属鉱山、花王、良品計画、小林製薬、中外製薬、日本製粉、ハウス食品、ヤクルト、王将フーズ、寿スピリッツ、ドトール日レス、ジョイフル本田、オリンピック、ローランド、ローム、ブラザー工業、マニー、技研製作所 etc.

業績のよい株・将来性のある株はきちんと評価されています。
しかし、トヨタなど過去最高益を更新したにも関わらず株価が冴えないものもあります。
この違いは何なんでしょうかね。

先ほど挙げた銘柄に共通していることは何か、ちょっと推測してみました。

(1)好業績・高成長(もしくは業績の反転)
(2)技術特化や、圧倒的シェアなど
(3)食品・製薬・小売などの生活必需品関連
(4)復興関連
(5)海外依存度が低い
(6)非日経225銘柄

これらがのうち何個かがあてはまっている銘柄が多いような気がします。
そしてさらに推測を積み重ねますが…

外需に依存している企業で国際競争真っ只中の企業群は、
たとえ好決算を発表していても、
この先はリスク大、と投資家が判断しているということだと思います。

日米に共通して言えるのですが、今、一番のリスクと言えば金融政策だと思います。
金融緩和か締め付けか。その流れがいつどのように変わるのか。
ほかに大きなリスクとしては、為替リスク地政学リスクがあります。

このところ、中国が尖閣諸島の問題で日本と激しく対立している中、
南シナ海での軍事侵略も盛んに行っています。
内では、チベットやウイグルへの締め付けが強烈になってきています(人権侵害も激しいです)。
おそらく、国民の目を外に向けないといけない事情が発生しているのだと思います。
まるで亡国の政権末期のようです。

過去に何度も経済危機(土地バブル崩壊、銀行の倒産、信用不安)の噂はありましたが、
いつもうやむやに忘れ去られていました。
でも、解決したという話は聞きません。
ソフトランディングにせよハードランディングにせよ、
経済のゆがみが勝手に自然に直るなど、ありえる話なのでしょうかね??

ちょっと話が飛躍しすぎましたが、
新52週間高値の銘柄を見ると、投資家が日本経済の先行きをどう予測しているのかが分かるのではないか、というお話でした。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
株育男さん
プリ様、こんにちは~

私の大好きな「好業績、小型」の銘柄群ですが、
相場環境が良いときは、むしろちっとも値動きがなくてHoldするのがしんどくなったりするんです
今回はたまたま大型株のほうが上昇しにくい環境が続く中で、消去法で上昇した面もあると思います。
でも、寿スピリッツ…鳥取県が本社というレア度といい、ルタオとかIvorishのように流行を生み出すマーケティング力があったりと、なかなか面白い会社ですので、ぜひお見知りおきを。

フレンチトーストのオシャレなお店「Ivorish」も寿スピリッツです☆
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13167469/


相場環境は節目でがらっと変わることがあるので、
特に5月は15日ごろから25日ごろに動くことが多いので、
また新しい戦略で望もうかと思います☆

株育さんの日記で、この前の日記のころから、はじめて寿スピリッツとか、マーニーなどの銘柄を知りました。

しばらく、じーと見てみました。

じー 

自分に

‥なにかが足りない、なにかが間違っているんだということを

ずっと、うすらぼんやりと感じてきました。

これらが、日々高値を更新している姿を、ぼーと遠くから見ました

オンデマンドの声が、また高値更新デスネと言っている‥

え?

えー!

これらイケてる52週間銘柄を 

‥ ここ一年ひとつも一度も売買してない→ ってことは‥‥

あーれー

顔を洗って出直してきますっ☆彡

 

 シュタタタタ ‥

 



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