Banco Central do Brasil / Ndecam
ブラジル中銀副総裁の発言で、ブラジルの利上げ停止観測が後退しています。
ブラジル中央銀行は昨年4月から8回連続で利上げを続けてきましたが、前回/前々回と2回連続で利上げ幅を0.25%に縮小しました。そのため、そろそろ利上げを打ち止めにするのではないかという観測が強まっていました。
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しかし今回のブラジル中銀副総裁の発言は、インフレ抑制のための利上げを継続する姿勢を示しており、当面利上げは継続するのではないかという見方が復活しつつあります。とりあえず、今月末の政策会合では利上げされる可能性が高そうです。
なお、最近発行されるブラジルレアル建て債券は、残念ながら、なかなか好条件なものが販売されません。ここ数か月、急激に利上げが続いているせいで、発行条件が追い付かないのかもしれません。
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ブラジルの利上げ停止観測が後退-中銀副総裁の発言で
ブラジル中央銀行のぺレイラ副総裁は8日、2013年4月に始めたインフレ との闘いを継続していく方針を示した。同国は世界で最長の金融引き締め局面にある。
副総裁の発言を受けて、ブラジル中銀が今月の金融政策委員会で政策金利を11%に据え置くとの観測が後退し、スワップ金利(17年1月限)は上昇した。
ぺレイラ副総裁はサンパウロでのイベントで、「中銀の責務という観点から、われわれはインフレを目標範囲に収めるための努力を続けている」と説明。「食料価格ショックや供給ショックが起きたが、13年4月から始めた取り組みを継続する」と述べた。
昨年4月以降、ブラジル中銀は計3.75ポイントの利上げを実施し、政策金利を過去最低の7.25%から11%に引き上げた。ぺレイラ副総裁の発言は、インフレ率が目標を上回る水準にとどまる中で、当局が金融政策の引き締めを続ける可能性を示唆している。ブラジル中銀は今月27、28両日に政策会合を開く。
サンパウロ時間午後5時34分(日本時間9日午前5時34分)現在、スワップ金利(17年1月限)は8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し12.20%。通貨レアルは0.1%高の1ドル=2.2145レアル。
(ブルームバーグ, 2014/5/8)