昨夜注目された欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の会見では「必要なら6月の会合で行動することは容易である」と6月の追加緩和を示唆した発言からユーロ売りが加速しました。
一方、イエレン議長の議会証言は前回内容を踏襲したかたちとなったので材料視はされなかったようです。
さて、昨日のブログでも書いたようにドラギ総裁はユーロ高をけん制したい意図があっただけに、追加緩和に関する発言はおおよそ予想通りかなと思います。
ただ、この効果も一時の作用のように思えますから、またユーロ高に戻りそうな気がします。そう考えると、一喜一憂しているドルよりはユーロのほうが取引しやすい情勢なのかもしれません。
肝心のドル円ですが、昨夜発表された新規失業保険申請件数は31.9万人(予想:32.5万人)とポジティブな結果となったのですが、ユーロとウクライナが重しになり大きなトレンドを形成するには至りませんでした。
正直、ドラギ総裁の発言も大きかったけど、ウクライナ情勢が意識されリスク回避が優勢となった感じです・・・
続きはYUIのブログで♪