現在のボックス圏の下限は13800円程度なので、まだ下限ではないですが、14000円は節目でもあるため、一旦はもみ合いになると思われます。そのまま底打ちになれば良いのですが。
外部環境については、ウクライナ情勢や中国の景気の足取りなど、良くはありませんが、メインの市場である米国が安定して景気拡大していることと、日本の会社の収益も超円高が是正されて増加傾向にあることから、13800-14000円はやはり前回と同じく下値支持ラインになると思われます。
14200円程度で反発するかと思いきや、ソフトバンクなどの日経平均への影響の大きい銘柄も下げたことから、14000円にかろうじてとどまっている様子ですが、実態は14200円前後のイメージですね。
ここから200円程度の下げは覚悟の上で、30-50%の資金は投資に使う予定でいます。残りは、さらに続落した時の備えとして。
円相場は、最後のあがきのように思えます。原子力発電所が停止して、割高な原油を大量に購入していますが、輸出の稼ぎ頭の弱電の工場が海外に出て行ったあと、経常収支が赤字になるのは暫くは続きます。
結局、実質的なお金の出入りがマイナスとなれば、円は安くならざる得ないので、円は今年の高値圏にあるのではないかと思われます。円安、株高の足音が近づいていると思えば、円の高値圏での日経平均14000円近辺は買い、という判断は必然的ではないでしょうか。