男子は銅メダル。女子は銀メダル。
よくやったと思う。
この結果を四の五の吐かす関係者のコメントにうんざりする。
銅メダルの銅をよく見ると、金と同じと書いてある。 金メダルと同じなのだ!
銀メダルの銀をよく見ると、金より良いと書いてある。 金メダルより良いのだ!
んっ?無理やりかぁ?
昨日の試合後のインタビューの時、俺には石川佳純の涙の音が聞こえたぜ。
この時、TVを観ていた何万人もの人が涙したと思う。
さて 涙だが、俺の経験上 人間 特に男という生き物は、
実生活の中ではあまり泣けないものである。
悲しい映画やアニメではポロポロ泣けるくせに、
例えば旅先でかなり感動的なことがあっても、
信じられないほど泣けないものだ。
問題なのは、“最近のTV番組における涙の大安売り” が問題なわけで、、、
どっかへ修行へ行く。 旅先で誰かに親切にされる。 他人が本気で叱ってくれる。
そういう設定の中、お世話される側の登場人物は必ずと言っていいほど泣くのである。
しかし、なんという薄っぺらな涙なのだろう。
TVの中のヒッチハイカーや旅行者、修行者はわずか一日
いや、時には半日誰かに世話になっただけでボロボロ泣く。
肝心なことだが、俺は泣く奴を責めているのではない。
それは番組を盛り上げるため、ディレクターがそのような方向に持っていき、
それを感じ取った出演者は応えるように泣いているからだ。。。
つまり、涙の成分80%以上が予定され準備された涙だということ。
また、涙を流さなければ、TVの中での自分の存在を成立させることが
出来ない泣き役には大した罪はない。
問題はそんな薄感動の飼い犬のションベンみたいな涙に、観ている側も
モノの見事にもらい泣きをし、それに一撃で共感してしまうことだ。
だからそんな番組でも高視聴率を取り、ますます即席の涙が
バイキンマンをぶっ飛ばすアンパンチのように繰り出される。
だけど、俺は知っている。
そんな番組を観て泣いている兄ちゃん姉ちゃんの中には、
病気のバアさんが田舎に居ても、ロクにお見舞いにも行かない奴がたくさんいるってことを。
簡単に涙まで赤の他人にコントロールされるなっつぅーの!
そんなヒマがあったら、壮絶なバトルを繰り広げるウクライナへ試合終了のゴングを鳴らしに行けっ!
世界の紛争地で家族や恋人を亡くした人たちの涙は重い。
明日はGW明け!どうなることやらぁ・・・
ウクライナの影響もあり、市場のガソリンが高いようだ。
輸送業界は苦しいだろうなぁ。。。