日本はゴールデンウィーク真っ只中でしたが、日米にビッグイベントが集中していたことからトレンドの形成も期待されたものの、終わってみれば102円台での動きが続いただけ・・・(pдq`。)ワーン(pд・`q)チラ
日米の金融政策は現状維持ということで、サプライズ無く102円台での狭いレンジで値動きが続いたものの、週末の(米)4月雇用統計では、予想を上回る約2年ぶりの大幅増ということで一段高が期待されるも伸びきれず・・・その後はウクライナ情勢の悪化が嫌気されて反落。。。結局は行って来いといった動きになってしまいました。
そして気になる来週についてですが、こうまで値動きがないとやはり期待はできそうにありません。とはいえ、ロイター通信などから、2007年のパリバショックの水準までボラティリティ(変動性)が低下しているとの指摘もあり、この溜まりに溜まったパワーがどう解放されるかを危惧する声もあります(; ・`д・´)
う~ん、そうなってくると来週の大きなポイントとなりそうなのは、ウクライナ情勢でしょうか。市場もそろそろ慣れ始めているといった面もあるのですが、先週末は大きくリスク要因として意識されていましたからね。上値の重さや情勢悪化によって下抜け・・・なんてパターンも想定しておきたいところではありますが・・・。
4月28日~5月2日の週。ドル円相場は1ドル=102.03~103.01円
今週の総括:イベント多数も値幅1円未満の膠着相場再び!
28日の東京市場は、1ドル=102.00~102.20円台での値動き。日経平均が値を下げていたことで、102.00円手前まで下押しされたが、そこからは株価とともに反発して高値圏へといった上下だった。連休の谷間ということや、材料に乏しいことから様子見ムードが強かった。
海外市場は、1ドル=102.10~102.60円台で堅調な値動きとなった。欧州市場は、自立反発的動きが目立ち、欧州株高や日経平均先物の上昇を見てドル・円も上昇する底堅い相場。
NY市場では、株価が小高く始まったことや、米長期金利(10年債利回り)の上昇、さらには経済指標が好結果だったことを受けて高値圏まで上値を伸ばした。NYダウの伸び悩みを受けて下押しされる場面もあったが、その後はしっかりと反発した。ちなみにこの日は欧米がロシアに対する追加制裁を発表したが、ロシア経済に対する打撃を与えるほどの内容とはなっていないため、リスク回避的な動きは無かった。